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【Gmailの一括削除】メールの整理は早めが大事!Googleアカウントの15GBを賢く使う

今回は、Android・iPhone・パソコンで、Gmail内に溜まったメールを一括削除・整理する方法について解説していきます。

みなさんは普段からメールの整理をしていますか?

Gmailはサービス登録時など何かと利用する場面がありますよね。

しかし、登録サービスが増えれば増えるほどメールも溜まりやすくなります。

そこで今回は、Gmailの整理方法と題してメールの一括削除方法や、上手な整理方法についてご紹介していきます。

溜まりにたまった不要なメールをスッキリさせちゃいましょう!

<動画内容>
1. Gmailのメール削除はもはや必須!?
2. パソコンでGmailの一括削除
3. 覚えておきたいGmailの検索コマンド
4. AndroidでGmailの一括削除
5. Sparkのインストール
6. Sparkの初期設定
7. SparkでGmailの一括削除・整理
8. iPhoneでGmailの一括削除

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:19分36秒)


みなさんは普段からメールの整理をしていますか?

Gmailはサービス登録時など何かと利用する場面がありますよね。

しかし、登録サービスが増えれば増えるほどメールも溜まっていきます。

たまにメールは整理するけど、面倒だとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

パソコンでGmail内のメールを一括削除するのは意外と簡単で、ネット検索しても割とすぐ見つかります。

しかし、実はスマホでも一括でメールを削除することができます!

そこで今回は、Gmailの整理方法と題してメールの一括削除方法や、上手な整理方法についてご紹介していきます。

溜まりにたまった不要なメールをスッキリさせちゃいましょう!

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、「わかりやすい」、「画面を止めて一緒に操作しやすい」をモットーに、スマホやパソコンの使い方を学べる動画や日常の疑問を解消する動画を多数配信しております。

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それでは早速やっていきましょう。

【目次】
1.Gmailのメール削除はもはや必須!?
2.パソコンでGmailの一括削除
3.覚えておきたいGmailの検索コマンド
4.AndroidでGmailの一括削除
5.Sparkのインストール
6.Sparkの初期設定
7.SparkでGmailの一括削除・整理
8.iPhoneでGmailの一括削除

1. Gmailのメール削除はもはや必須!?

Gmailのメール削除にあまり興味のない方もいらっしゃるかもしれませんが、Googleフォトの仕様変更により無料で利用できる範囲が狭まったと言えるので、今後誰しもが直面する問題として、メールの一括削除は覚えておいて損はないかと思います。

それでは一括削除に関してですが、今回3通りの方法を取り扱います。

ちなみにGmailアプリからは一括削除が行えません。厳密に言うと、一個ずつメールを選択したうえでの一括削除しか行うことができません。

最もオススメなのは、メールの整理・削除に関して汎用性の高いパソコンでの操作です。普段のメールの使い勝手を上げるという意味でも圧倒的です。

次にオススメなのが外部メールアプリの導入です。Androidは現在、別アプリを入れてあげないと一括削除が行えません。そこで今回は超オススメのメールアプリをご紹介します。

最後に、こちらはiPhoneユーザーのみですが、標準のメールアプリで一括削除が行えます。

注意点として、iPhoneの標準メーラーを使う場合には、『とにかく全件削除したい』または、『普段からメールのフォルダ分けや自動振り分けを行っている』方のどちらかが対象です。

削除するものはある程度自分で決めたいという場合には、パソコンでの操作か外部メーラーを入れて操作することをオススメします。

2. パソコンでGmailの一括削除

それでは早速パソコンでGmailのメールを一括削除する方法から確認していきましょう。

削除する範囲や整理するという観点からも、最も汎用性が高いのでパソコンをお持ちの方はぜひチェックしてください!

最初に一括削除の手順から見ていきますので、その後の削除範囲を絞るところから一緒に操作してみてください。

まずはお使いのブラウザでGmailを開きます。

画面左タブの「もっと見る」をクリックします。スクロールしながら「すべてのメール」というタブを探して、そちらをクリックしてください。

すべてのメールを表示させたら、メール上部にある四角いチェックボックスをクリックします。

こちらが全件選択のボタンになりますので、覚えておきましょう。

通常、Gmailは1ページに50件ずつメールが表示されています。

つまり50件以上のメールを削除したい場合には、そのページ分同じ操作を繰り返す必要がありますが、メール上部の「すべてのメールのスレッド○○○件をすべて選択」という文字をクリックすると、全ページのメールを一括選択することができます。

全件選択ができたら、メール上部にあるゴミ箱のマークをクリックしましょう。

確認のポップアップが表示されるので、「OK」をクリックしてください。

こちらですべてのメールの一括削除が完了です。

ゴミ箱に入ったメールは、30日間経つと自動的に完全に削除されます。

今すぐ完全に削除したい場合には、画面左のゴミ箱のフォルダを選択して、次にメール上部の「ゴミ箱を空にする」という項目をクリックすると完全に削除されます。

こちらの操作はこの後行うすべての操作にも同じことが言えるので、覚えておきましょう。

また、ゴミ箱に入っている間、つまり30日間は削除したメールを復活させることができます。

それではここから用途にあわせた一括削除について確認していきます。

ソーシャルやプロモーションといったSNSの通知関連やセールスのメールは登録しているサービスが多いほど溜まりやすく削除するニーズも高いのではないでしょうか?

まずはメール上部に「ソーシャル」と「プロモーション」というカテゴリがあるので、削除したいものをクリックしましょう。

今回はソーシャルをクリックしました。

すると、SNSの通知関連のメールが一覧で表示されるので、先ほど同様、画面上部のチェックボックスをクリックしましょう。

そうすると、現在のページのメール50件が選択された状態になるので、メール上部にある「ソーシャルのスレッド○○○件をすべて選択」という項目をクリックします。

ソーシャル内に溜まったメールが全件選択されるので、ゴミ箱マークをクリックしてソーシャル項目内のすべてのメールが削除できました。

プロモーションに対しても同じ操作を行えば、不要なメールが整理できます。

3. 覚えておきたいGmailの検索コマンド

Gmailでは、様々な条件でメールや添付ファイルなどを検索できます。

特定のメールが見つからない!探したい!といったときに役立つことが多いですが、削除する際にオススメのものを列挙しておきますので、是非ご活用ください。

今回はこの中から特に需要のありそうな、指定した年月日前後のメールを表示・削除する方法を例に挙げて使い方を解説していきます。

まずは、Gmail画面の最上部にある検索窓をクリックします。

今回は2020年1月1日より前のメール、大方2年前のメールはもう見返さないだろうというようなかたちで削除していきたいと思います。

2020年より前ということで検索窓にはまず「before:」と入力します。

続いて、年月日を/で区切りながら入力してエンターキーで検索します。

そうすると、ご覧の通り2020年より前に受信したメール一覧が表示されます。

ここまでくればあとは簡単です。

チェックボックスをクリックして、まずはページ内を全選択し、次に「この検索条件に一致するすべてのスレッドを選択」をクリックすれば2020年より前に受信したメールがすべて選択中になります。

最後にゴミ箱マークをクリックして、削除完了です。

如何ですか?コツさえ掴めばあっという間です!

4. AndroidでGmailの一括削除

それでは次に、別のメールアプリから一括削除を行う方法について確認していきましょう。

今回ご紹介するのは、Sparkという有名なメールアプリです。

Gmailがあれば、なかなか別のメールアプリを入れてみようという気持ちにならないかとは思いますが、Sparkはメールの削除ひいては整理において非常に素晴らしいアプリです。

また、整理や削除がしやすいということはメール管理がラクになるということにも繋がるので、使い勝手としても優秀です。

Sparkはとにかく受信ボックスが見やすいメールアプリです。カスタマイズ性も高いので、メール利用頻度の低い方からある程度高い方までにオススメできます。

特徴として、

・複数のメールアカウントを一元管理できる

・仕分け機能が優秀

といったようなどこにでも書いてあるようなことと、私が一番オススメしたいのはワンアクションで一括操作が行えるという点です。

今回すべてをご紹介することはできませんが、とにかくメールを削除するという目的のために、一度利用してみるのもアリだと思います。

5. Sparkのインストール

それでは早速インストールしてみましょう。

画面のQRコードを読み取るか、各アプリストアでSparkと検索しましょう。

インストール手順が不要な方は、初期設定のチャプターまでスキップしてください。

それではまず、Play Storeを開いてください。

画面上部の検索窓をタップしてSparkと入力しましょう。勿論日本語で入力して頂いても構いません。

入力が完了したら、検索候補のカタカナのスパークをタップしましょう。

次に「インストール」という項目をタップします。

お支払い情報を登録されている方は、インストールが始まります。

登録されていない方は、「アカウント設定の完了」というポップアップが表示されるので、「次へ」をタップします。

お支払い方法を指定する画面になりますので、「スキップ」をタップしましょう。

これでインストールが始まりますので、完了するまでしばらくお待ちください。

インストールが完了したら、「開く」をタップして早速Sparkを起動してみましょう。

iPhoneの場合は、まずApp Storeを開きましょう。

画面下の検索をタップして検索画面を開いたら、画面上部の検索窓をタップしてSparkと入力しましょう。

入力したら検索候補のSparkをタップします。

検索結果一覧の上部にSparkが表示されていると思うので、「入手」をタップしてください。

次に「インストール」をタップしましょう。

Apple IDのパスワードを入力して、サインインをタップするか指紋認証や顔認証などで、アプリを入れる許可をしてあげましょう。

インストールが完了したら、「開く」をタップしてSparkを起動してください。

6. Sparkの初期設定

Sparkを起動すると、ウォークスルーが表示されるので画面左下の「スキップ」をタップしましょう。

メールアカウントの追加画面が表示されたら、一番下の「Googleにログイン」をタップしてください。

アカウント選択のポップアップが表示されるので、普段お使いのGoogleアカウントをタップします。

Googleアカウントへのアクセス許可を求められるので、下にスクロールしながらアクセス内容を確認します。

問題なければ右下にある「許可」をタップします。

アカウントの認証が終わったら、画面下の「Sparkをはじめる」をタップしてください。これでメールの同期が始まります。

トップ画面が起動すると、連絡先へのアクセスを求められるので、まずは「続ける」をタップします。

メールの削除だけを行いたいという場合には、連絡先へのアクセスを「許可しない」を選択しても問題ありません。

こちらでSparkのトップ画面に移動します。ここがメールの受信トレイです。

それではまず、全件削除について確認していきましょう。ここでは操作の一連の流れを追って頂くだけで結構です。

画面上部の「Smat Inbox」という右横のスライダーをオフにしましょう。

Gmailでいうところの「すべてのメール」を表示した状態になっています。どのメールでもいいので、まずはメールを長押ししましょう。

そうすると、メールを1件選択した状態になっていて、画面の一番下に「すべて選択」という項目が表示されるので、こちらをタップします。

本当に全件選択されているか気になったので、頑張って下までスクロールしてみると、ほとんどのメールが選択されていることがわかりました。

ただし、送信済みメールは選択されていないようでした。

削除するには、画面上部のゴミ箱マークをタップします。

こちらでメールの一括削除が完了です。

メールを一掃したい場合にはオススメですが、中には残しておきたいメールもあるという方が多いと思いますので、ここからは選択削除についてご説明していきます。

7. SparkでGmailの一括削除・整理

パソコンで削除する時と同様で、メールは一度ゴミ箱に入ります。なので、今すぐ完全に削除したい場合にはゴミ箱のフォルダで操作を行う必要があります。

ゴミ箱を開くには、受信トレイの画面左上にあるサイドメニューをタップします。

次に、メニュー内のゴミ箱をタップしてください。

ゴミ箱のフォルダが開くので、画面上部の「ゴミ箱を空にする」をタップすれば、完全にメールを削除することができます。

選択削除の操作に入る前に改めて、Sparkの画面構成について軽く触れておきます。

メールの基本操作は縦スクロールとタップで行います。覚えておきたいのは画面右上部の3つです。

左から、Smart Inbox、ピン留め、検索です。

このSmart Inboxが使いやすく、重要、通知、メールマガジン、ピン付き、既読などのカテゴリごとに分かれていて、

そのカテゴリごとに先ほどのような操作で一遍に削除や既読にしたりできるというのがこのメールアプリの強みです。

また、ピン留めはGmailのスター付きと相互で連動していたり、検索がGmailと同じような検索コマンドで機能するので、かなり優秀なアプリです。

それでは早速、いらなさそうなものから削除していきましょう。

まずはメールマガジンです。

受信トレイを下にスクロールしながら、メールマガジンという項目を探していきます。

見つかったらカテゴリ下の「すべて表示」という項目をタップします。

こちらでメールマガジンにカテゴライズされたメールが全件表示されます。

まずはどれでもいいので、メールを長押しします。

1件選択すると、画面下に「すべて選択」という項目が出現するので、そちらをタップします。

こちらでメールマガジンが全件選択されたので、画面上部のゴミ箱マークをタップしましょう。

こちらで削除完了です。

パソコンでもやった日時指定した一括削除も行えます。

受信トレイの画面右上、🔍マークをタップします。

検索窓が表示されるので、パソコンでやったのと同様の「before:2020/01/01」を入力してみましょう。

こうすることで、2020年1月1日より前のメールだけが表示されます。

繰り返しになりますが、メールを長押しします。

続いて、画面下の「すべて選択」をタップします。

全件選択できたらゴミ箱マークをタップして、2020年1月1日より前のメールが全て削除できます。

こういったかたちでサクッと簡単にメール整理が行えます。

8. iPhoneでGmailの一括削除

最後にiPhoneの標準メーラーでGmailの一括削除を行う方法についてご紹介していきます。

まずは「標準メーラーでGmailを見られるようにする」という作業が必要になります。

つまりは本体設定でGoogleアカウントを追加する操作を行います。

それでは、本体設定を開きましょう。

設定項目内をスクロールしながら、「メール」という項目を探します。

見つかったらメール設定をタップしてください。

メール設定を開いたら、「アカウント」という項目をタップします。

次に、アカウント追加をタップしてください。

追加できるアカウントが選択できるようになっているので、その中から「Google」を選択します。

アクセス許可のポップアップが表示されるので、「続ける」をタップします。

ログインのため、まずはGoogleのメールアドレスを入力します。入力したら、「次へ」をタップします。

続いて、Googleアカウントのパスワードを入力します。入力したら、同様に「次へ」をタップしましょう。

Gmailに紐付ける情報の選択画面に切り替わったら、画面右上の「保存」を選択して、初期設定が完了です。

それでは、ホーム画面に戻ってiPhone標準のメールアプリを起動しましょう。

アプリを開いたら、Gmailの受信トレイが追加されているので、そこから削除したいフォルダを選択します。今回は「すべてのメール」を選択しました。

選択したメールフォルダを開いたら、画面右上の「編集」をタップします。

メールが選択できるようになるので画面左上の「すべて選択」をタップしましょう。

フォルダ内のメールが全件選択されるので、画面右下のゴミ箱をタップしてください。

こちらで一括削除が完了です。

iPhoneの標準メーラーでは既存のフォルダごとにしか一括削除が行えないので、元々Gmailの方である程度メール整理を行っている方にとってオススメできます。

また、メールの件数があまりにも多くて上手く全件削除されていない場合には、Gmailと標準メールアプリの再起動・読込を行うことで解消します。

如何でしたか?メールは放っておくことも多いと思いますが、これを機に一度整理してみてください。

当動画は以上となります。最後までご視聴いただきありがとうございます。

それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。


「スマホで「Gmail」を使いこなそう!~メールの作成・送信・確認方法を丁寧に解説!~」もご参照ください。


「今更聞けない!メールが見当たらない場合の3パターンと対処方法~アーカイブ|Gmailの使い方~」もご参照ください。


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スマホの学習動画

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スマホの設定を調整していないからイラっとする!~設定変更するだけでスマホが自分仕様に~

スマホを操作していて、もう少しこうだったらいいのに、とストレスに感じることはございませんか?

今回は、そんなスマホを少しでも快適に利用するため、確認しておきたい設定を見ていきたいと思います。

これらの設定を施すことで、操作への苦手意識が軽減されて、これからの学習が捗るようになれば幸いです。

<動画内容>
1. スリープ時間の調節
2. 画面の明るさ
3. 文字やアイコンの大きさを調節する
4. 文字パネルを大きくする
5. バッテリーのパーセント表示

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:16分03秒)


皆様こんにちは、スマホのコンシェルジュです。

スマホを操作していて、もう少しこうだったらいいのに、とストレスに感じることはございませんか?

今回は、そんなスマホを少しでも快適に利用するため、確認しておきたい設定を見ていきたいと思います。

これらの設定を施すことで、操作への苦手意識が軽減されて、これからの学習が捗るようになれば幸いです。

スマホのコンシェルジュでは、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「毎日の生活を便利するアプリ」について、多数の動画でご紹介していますので、是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

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【目次】
1.スリープ時間の調節
2.画面の明るさ
3.文字やアイコンの大きさを調節する
4.文字パネルを大きくする
5.バッテリーのパーセント表示

1. スリープ時間の調節

ではまず、「スリープ時間」「画面消灯時間」といった項目を見てみたいと思います。

みなさまスマホを操作中、少し手を離すとすぐに画面が暗くなってしまう、という方はいらっしゃいませんか?

この画面が暗くなる状態は、「スリープ(睡眠)」状態といって、スマホが誤操作やバッテリーの消耗を防ぐために、画面を暗くして操作を受付けなくしている、という状態です。

電源が切れているのと異なり、通信は活きていますので、電話やメールなどは受信できます。

基本的はスマホは操作し終わったら、毎回必ずスリープ状態にしましょう。

スリープは電源ボタンを押すことでスリープ状態にすることができるのと、何秒間か操作せずにいると自動的にスリープ状態に入るように設計されています。

この自動的にスリープに入るまでの時間は設定アプリから設定可能です。これが短くなり過ぎていると、操作中でもすぐに画面が暗くなってしまう、ということが起こります。

ではスリープ時間の設定を見直してみましょう。

まずはAndroidです。機種によりメニューの名称が異なりますのでご了承ください。

まずは設定アプリを開いて、画面表示やディスプレイ、といった項目を探しましょう。

次の画面では、「スリープ」や「画面消灯」といった項目を探します。

ここで、何秒間操作しなければスリープにするか、を選択することができます。

この、自動消灯時間を長くしすぎると、電源ボタンを押してスリープ状態にし忘れた場合に、なかなかスリープ状態になってくれなくなってしまうので、10分や30分はあまりお勧めできません。

2分程度がちょうどいいかと思います。

続いてiPhoneでの設定方法です。

やはり設定アプリを開き、その中から「画面表示と明るさ」という項目を探してください。

そこを開けると、「自動ロック」という項目がございますのでそちらがスリープまでの時間の調節項目となります。

何秒間放置したら自動的に画面ロックがかかる設定にしますか?という意味ですね。

こちらもやはり長すぎるのもかえって誤操作しやすくなったりバッテリーの消費を早めるので、2〜3分がちょうどいいという方が多いようです。

2. 画面の明るさ

続いて、スマホ画面は画面をどれだけ光らせるか、つまりどれだけ明るく表示するか、という点も設定可能です。

晴れた日の屋外などの明るい環境では、スマホの画面も強く発光しないと画面が暗くみづらく感じます。

逆に、夜の室内など、そこまで明るくない環境ではスマホの画面の光も優しく弱くしないと、眩しく感じ、目を痛める原因となります。

Androidでは設定アプリからディスプレイと進み、明るさのレベル、といった項目で調節できます。

ただ、逐一、環境に応じて明るさを変更するのはかなり面倒かと思います。

そこで、その下の方に、明るさの自動調節、という項目がございます。

このスイッチをオンにしておくと、スマホが周辺の明るさを考慮して画面の明るさを調節してくれます。

基本的はこちらのスイッチをオンにしておけば、画面の明るさについて気になることはないようにできています。

続いてiPhoneでの設定を見てみましょう。

設定アプリを開くと、「画面表示と明るさ」とあります。すると明るさを調節するバーがございます。

iPhoneにも明るさの自動調節がございます。

設定アプリを開いて少し下のあたりに、アクセシビリティ、という聞き慣れない言葉のメニューがございます。

ここに、画面表示とテキストサイズ、という項目がございますので、そこを開けると明るさの自動調節スイッチがございます。

ちなみに、スマホ画面の光に含まれる、「ブルーライト」が目に良くないという話が一般によく言われるようになっています。

巷でも、ブルーライトカットのメガネやスマホの画面保護シートにブルーライトカットの機能が付いていたりします。

ですが、実はこのブルーライトが目に悪い、というのはどうも今のところははっきりとした科学的根拠が見つかっているわけではないそうです。

そもそもブルーライト自体は太陽光にも含まれるので、何ら特別な光ではないそうですので、少なくとも今のところは、ブルーライトに対してそこまで神経質になる必要はないかもしれません。

3. 文字やアイコンの大きさを調節する

続いては、文字やアイコンなどの大きさです。

スマホ画面に表示される文字の大きさはいくらか調節することが可能です。ご自身の視力に合わせた大きさに変更しましょう。

ちなみに、文字の大きさのことはフォントサイズ、と呼ぶのが一般的です。フォントは書体や文字のことを指します。

Androidではやはりディスプレイ設定を開きます。

すると「フォントサイズ」と「表示サイズ」という項目がございます。

二つとも、タップするとバーが表示され、大きさを何段階かに調節可能です。

説明上は、フォントサイズは画面に表示される文字の大きさ、表示サイズはアイコンなどの大きさ、とありますが、表示サイズを大きくするとそれにつられて文字も大きくなる場合があります。

フォントサイズを大きくすると、そこからさらに文字が大きくなりますので、細かな文字が苦手な方はどちらも特大にしておきましょう。

一点、表示サイズを大きくすると、ホーム画面にアイコンをギチギチいっぱいに配置していた場合、表示し切れなくなった分のアイコンが次のホーム画面に押し出されるなど、アイコンの配置が若干乱れます。

こうなったとき、表示サイズをそのまま元に戻してもアイコンの配置は自動的には元に戻ってくれませんので、再度ちょうどいい具合に配置し直してあげる必要が出てくる場合があります。

ちなみに、どれくらい見た目が変わるのか、最小と最大を比較してみます。

まずホーム画面では一番小さいモードにした画面がこちらです。アプリアイコン、文字ともにかなり小さく表示され、あまり視認性が高いとは言えません。

最大にするとこうなります。

フォントサイズ、表示サイズともに「特大」としていますが、違和感があるほどに大きいという感じは全然しないかなと思うのですがいかがでしょうか。

設定画面ではここまで変わります。

一部例外もありますが、ホーム画面や設定画面だけでなく、各アプリ内での表示も変化が起こります。

iPhoneでも同様に文字サイズやアイコンのサイズを大きくすることが可能です。

設定アプリから、画面表示と明るさ、と進むと「テキストサイズを変更」「文字を太くする」といった項目が並んでいます。

テキストサイズを変更と進むと、バーが表示され、こちらから好きなサイズに変更することができます。

また、文字を太くするのスイッチをオンにすると、画面のように全体的に太くて濃い文字表示となりますので、見やすく感じられるかと思います。

さらにその下、表示という部分では、アイコンなどの大きさを少し拡大して表示させることができます。

こちらの設定を変更すると一旦再起動がかかります。数秒間だけ電源が切れますが、すぐにこの画面に戻ってきます。

これらの設定を一番小さくしたものと一番大きくしたものの比較です。

ホーム画面はアイコンが画面いっぱいに表示されるようになりました。

それぞれのアイコンのサイズはそこまで変わっていないようにも見えますが、字も大きく表示されるようになっています。

設定画面だとかなり劇的に変化が分かります。

表示内容を大きくするとその分、画面内に表示できる項目の量自体は減ってしまいますが、それでもかなり見やすくなったように感じます。

ぜひ自分が一番みやすいと感じる大きさを探ってみてください。

ちなみにiPhoneでは、先ほど、明るさの自動調節スイッチのあった「アクセシビリティ」という項目に、「さらに大きな文字」という項目がございます。

これを使ってさらに表示を大きくしてみると、

これくらいまで大きくすることができます。

はっきりと読めはしますが、画面に数十文字程度しか表示できなくなってしまい、大変不便でした。戻すのも一苦労でしたのでお気をつけください。

4. 文字パネルを大きくする

こちらはAndroidだけになりますが、文字入力時のパネルの大きさを変更することができます。

小さくてミスタッチが多くなってしまう方は大きくしておきましょう。

まずはどこでもいいので、文字入力する場面を開き、文字入力パネルを表示させましょう。

メッセージ系のアプリやネット検索する場面が手っ取り早いかと思います。

キーボードの上段に色々とアイコンが並んでいますが、真ん中に歯車のマークがありますのでそちらをタップします。

その中のさらに、設定という箇所を開けましょう。

すると「キーボードの高さ」という項目がございますので、こちらから好きな高さを選びましょう。

今のスマホは画面も大きいので、キーボードの高さを「最高」にしてもそこまで画面を邪魔することはありません。

文字入力が苦手な方は、ぜひこちらの「Android用文字入力の基本」動画をご覧ください。概要欄にリンクを貼っておきます。

5. バッテリーのパーセント表示

最後に、スマホ画面上には常にバッテリーの残量が表示されています、

ところがこのアイコンだけではあとどれくらい残っているのか把握しづらい場合がございます。

バッテリー残量をより詳しく把握するためにも、こちらの電池残量をパーセンテージで表示してくれるように設定しておきましょう。

Androidでは、設定アプリの中に電池という項目がございます。

中を開けると、電池残量というスイッチがございます。

「ステータスバーに電池残量を%で表示」と書いてあります。

ステータスバーというのはスマホ画面上部にある、電波状況などが表示されているエリアのことです。

このスイッチをオンにするとバッテリー残量が%で表示されます。

iPhoneでも設定アプリ内にバッテリーという項目がございます。

バッテリー残量というスイッチをオンにするとパーセンテージの表示が追加されます。

当動画は以上となります。最後までご視聴いただきありがとうございました。

もっと知りたい、という箇所があればコメントいただければ、今後の制作の参考とさせていただきます。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「スマホの文字入力を少しでも快適に!アンドロイド端末ならジーボード~Gboardの使い方を丁寧に解説~」もご参照ください。


「今更聞けない!スリープって必要?画面がすぐに真っ黒になる?~スリープ時間を変更する方法を丁寧に解説」もご参照ください。


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こんな風にスマホは使われている!スマホのある日常~絶対に試してみたいスマホの使い方10選~

今回は、スマホを活かす活用術!絶対に試したい使い方10選!スマホのある日常ついて一緒に見ていきましょう。

スマホをどのように使うかは人ぞれぞれですが、共通する部分は多いかと思います。

意外な発見や普段の使い方の復習や応用にもつながるかもしれませんので、是非一緒に見ていきましょう。

<動画内容>
1. テレビ・ラジオ・会話の中で出てきた言葉で意味がわからなかった場合
2. 最新の情報が知りたい・今の実情について知りたいという場合
3. 特定のお店の混雑状況を知りたいという場合
4. 何時から雨が降るのか・何分後に雨が止むのかについて知りたい場合
5. 今日の予定・優先順位を管理する場合
6. どこのスーパーに行こうか・チラシがどこかにあったかなあと思った場合
7. 散歩中はラジオを聞きたい・できれば通信費も抑えたいという場合
8. ニュース番組をいつでも見たい・放送時間に縛られたくないという場合
9. あのイヤホンがほしい・この頂いた銘菓はおいしいので買いたいと思った場合
10. 歩数もスマホで記録したい、月々の歩数も確認したい場合

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:21分55秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、スマホのつかわれ方について一緒に見ていきましょう。
スマホをどのように使うかは人ぞれぞれですが、共通する部分は多いかと思います。

意外な発見や普段の使い方の復習や応用にもつながるかもしれませんので、是非一緒に見ていきましょう。

スマホのコンシェルジュでは、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「毎日の生活を便利するアプリ」について、多数の動画でご紹介していますので、是非そちらもご参照ください。

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【目次】
1.テレビ・ラジオ・会話の中で出てきた言葉で意味がわからなかった場合
2.最新の情報が知りたい・今の実情について知りたいという場合
3.特定のお店の混雑状況を知りたいという場合
4.何時から雨が降るのか・何分後に雨が止むのかについて知りたい場合
5.今日の予定・優先順位を管理する場合
6.どこのスーパーに行こうか・チラシがどこかにあったかなあと思った場合
7.散歩中はラジオを聞きたい・できれば通信費も抑えたいという場合
8.ニュース番組をいつでも見たい・放送時間に縛られたくないという場合
9.あのイヤホンがほしい・この頂いた銘菓はおいしいので買いたいと思った場合
10.歩数もスマホで記録したい、月々の歩数も確認したい場合

1. テレビ・ラジオ・会話の中で出てきた言葉で意味がわからなかった場合

それでは、一つ目として、テレビやラジオ、会話の中で出てきた言葉で、意味がわからなかった場合に、スマホが非常に便利な理由について見ていきましょう。

言葉の意味を分からないままにするとなんとなく気持ち悪かったり、言葉を忘れていってしまうという悪循環を起こしてしまうので、できる限りその場で直ぐに調べる習慣をつけるようにしましょう。

そうするとスマホの操作も上達しますし、頭の体操にもなります。

それでは、まず初めに調べるために使うアプリについて見ていきましょう。

Android端末であれば、Chromeか、Googleアプリ、iPhone等のiOS端末であれば、Safariが一番使われるアプリになります。

こちらで調べた結果はどちらもGoogleの検索結果になります。

ぞれぞれのアプリをタップすると必ず検索窓という検索語句を入力する画面が表示されますので、その検索窓をタップして検索したい言葉をキーボードで入力しましょう。

過去に検索した履歴などが残っている場合もありますので、その場合にはChromeなら右上、Safariであれば右下をタップして、新しいタブをタップしましょう。

今回は、「gafa(ガーファ)」という言葉が分からなかった場合を想定して、gafaについて調べましょう。

調べる場合のテクニックの一つとして、分からない言葉の後に「とは」を付けると言葉の意味が表示されやすくなりますので、その点も覚えておきましょう。

まずは、①のように「gafaとは」と入力します。ローマ字の大文字・小文字はどちらでも問題ありません。

そうしますとgafaに関連する検索結果一覧が表示されます。

その中からウィキペディアという文字が書かれている部分を②のように探してタップします。

そうしますとgafaについて解説しているウィキペディアのページが表示されます。

ウィキペディアは、ウェブ上で無料で使えるの百科事典になり、内容が正しく記載されているかをボランティアの方がチェック・編集をしています。

そのため、この活動を支援するために寄付を求められる場合があります。

使う頻度が多くなり、共感できるようになったら寄付などを検討しても良いかもしれません。

今回は、③のように「けっこうです」をタップします。

そうしますと④のように「gafa(ガーファ)」について解説された内容が表示されます。

先程も説明致しました調べ方について更に詳しく知りたい方は関連動画が4つありますので、是非そちらもご参照ください。

更に簡単且つ効率的に調べる事ができようになります。

2. 最新の情報が知りたい・今の実情について知りたいという場合

それでは、二つ目として最新の情報が知りたい、今の実情について知りたいという場合に、最も便利なツイッターについて一緒に見ていきましょう。

特に災害情報・遅延情報・渋滞情報など、実際の現場で起こっている事をテレビやラジオよりもいち早く知りたい場合や、テレビやラジオでも報道されていない情報を知りたい場合にはツイッターが一番便利なアプリになります。

それでは、①のようにツイッターアプリをタップします。

そうしますとツイッターのトップページが表示されます。

画面の一番上に検索窓がありますので、②のように検索窓をタップします。

そうしますとキーボードが表示され、調べたい語句を入力する事ができます。

今回は、オリンピックに関連した「バッハ」さんの広島訪問について調べたいと思います。

調べ方は二種類あります。

まずは、一つ目である#(シャープ)のマークを使った調べ方になります。

こちらのシャープのマークをハッシュタグといいます。

こちらのハッシュタグは、分類するためのラベルになります。

今回はバッハさんの広島訪問のラベルが付いた情報をまずは調べたいと思いますので、#バッハ広島訪問で検索します。

そうしますと③のように#バッハ広島訪問というラベルが付けられた情報が表示されます。

次に一番前にハッシュタグをつけないで検索をしてみます。

そうしますと④のように「バッハ広島訪問」という言葉が入っている情報が表示されます。

こちらの違いを理解しておきましょう。

ここでのポイントは、ハッシュタグは見出しのような意味合いもあるので、ハッシュタグをつけた方がより関連した情報が出やすいと言えるかと思います。

最後に#バッハで検索するとこんな候補も出てきます。

メディアであまり報道されない情報もツイッター上では議論や情報共有されている場合があります。

特に話題性が高いものや即時性が求められる情報はツイッターで確認すると答えが見つかる場合が多くあります。

ツイッターをはじめたい方やツイッターの使い方について更に詳しく知りたい方は是非こちらの動画をご参照ください。

3. 特定のお店の混雑状況を知りたいという場合

それでは、三つ目として、特定のお店の混雑状況を知りたい!という場合にどのように調べるかを一緒に見ていきましょう。

混雑状況は、Googleマップで簡単に確認することができます。

まずは、①のようにGoogleマップをタップします。

そうしますとGoogleマップのトップ画面が表示されますので、検索窓に調べたい場所やお店の名前を入力します。

今回は、まいばすけっとと入力し、近くにあるお店を地図上で探して、③のようにお店をタップします。

次にお店の情報が画面の下に表示されますので、お店の名前の部分を④のようにタップします。

そうしますとお店の詳細情報が表示されますので、⑤のように下にスワイプをしていきます。

そうしますと混雑する時間帯という項目が表示され、⑥のように曜日の選択も可能です。

また、その下に混雑している時間帯が棒グラフで表示されます。

空いている曜日や時間帯を探してみましょう。

Googleマップについて更に詳しく知りたい方は是非こちらの動画をご参照ください。

4. 何時から雨が降るのか・何分後に雨が止むのかについて知りたい場合

それでは、四つ目として何時から雨が降るのか、何分後に雨が止むのかについて知りたい場合に、雨雲レーターを使うと簡単に知ることができる点について一緒に見ていきましょう。

使い方を知っていると意外と便利なことに気づかされる機能になります。

それでは、まず雨雲レーダーについて一緒に見ていきましょう。

こちらはYahoo天気内にある機能の一つになりますが、非常に便利な機能になります。

まずは、①のようにyahoo天気をタップします。

そうしますと今日の天気・明日の天気が表示され、且つ②のように1時間毎の天気についても左右に移動させることで確認する事ができます。

画面の一番下の中央部分に雨雲レーダーがありますので、③のように雨雲レーダーをタップします。

そうしますと今の雨雲の位置を比較的正確に知ることができます。

④のように拡大も可能ですので、拡大することで、今いる場所の雲の位置をより詳細に確認することができます。

⑤のように矢印右のボタンやバーを右に動かすことで、これから雨雲がどのように動いていくかも確認することが出来ます。

⑥のように12時間後には雨雲すべて移動し、無くなっているのも確認する事ができます。

こちらの一番便利な使い方としては、激しい雨が降り始めた時に、いつ小雨に変わるのかを確認する事で、雨に濡れる可能性を場合によっては防ぐことができるようになります。

5. 今日の予定・優先順位を管理する場合

それでは、五つ目として今日の予定・優先順位を管理する場合に便利なアプリについて一緒に見ていきましょう。

日時が確定しているものは、Googleカレンダー・優先順位や買い物などのメモもする場合にはGoogle keepが便利なアプリになります。

それでは、Googleカレンダーについて一緒に見ていきましょう。

まずは、①のように「カレンダー」をタップします。

そうしますと予定が登録されている場合には、予定が一覧で表示されます。

新規に追加したい場合には、②のように「+」をタップします。

そうしますといくつかの選択肢が表示されますが、一番使うのは予定になります。

今回も③のように「予定」をタップします。

そうしますと予定詳細を入力する画面が表示されますので、④のように見分けが付くようにタイトルを入れましょう。

また、⑤のように日時は必ず入れるようにしましょう。

場所については、決まっていれば⑥に追加しましょう。

場所を入力するとタップすることでGoogleマップを開くことが出来るようになり、その場所までの時間や経路を簡単に確認する事ができるようになります。

それでは、keepメモについて一緒に見ていきましょう。

まずは、keepメモを①のようにタップします。

そうしますと既にメモを記入したことがある方は、メモが表示されます。

新規に追加した場合には、②のように「+」をタップします。

そうしますとタイトルと内容を記入できますので、今回は粗大ごみとタイトルに入力し、シールを買うことと回収日が第二木曜日である点を記入します。

自動的に保存されますので、③のように矢印をタップします。

そうしますとkeepメモのトップ画面が表示され、④のように今回入力したメモが追加されているのを確認する事ができます。

Googleカレンダーやkeepメモの録音などについて更に詳しく知りたい方は、是非こちらの動画をご参照ください。

6. どこのスーパーに行こうか・チラシがどこかにあったかなあと思った場合

それでは、六つ目としてどこのスーパーに行こうか、チラシがどこかにあったなあと思った場合に、スマホで簡単にチラシを見ることが出来る方法について一緒に見ていきましょう。

新聞を取っていなくても、スマホで簡単にチラシを見る事ができます。

それでは、チラシを見れるアプリについて一緒に見ていきましょう。

①のようにトクバイのアプリをタップします。

そうしますと②のように登録した近所のお店が一覧で表示されます。

一覧の中からチラシを見たいお店を③のようにタップします

そうしますとそのお店の情報が表示されますので、④のようにチラシをタップします。

そうしますと⑤のようにチラシが表示されます。

新聞を取っていなくてもチラシが見れるのは便利なサービスになります。

シュフーというアプリも同じようにチラシを見る事ができます。

どちらがご自身のエリアに適したアプリかを確認して使ってみてください。

7. 散歩中はラジオを聞きたい・できれば通信費も抑えたいという場合

それでは、七つ目として、散歩中はラジオを聞きたい。できれば通信費も抑えたいという場合に、事前にダウンロードができ、再生できるポッドキャストについて一緒に見ていきましょう。

ラジオで毎日1時間聞くと月に1GB程度の通信費がかかります。

家にWi-Fiがあれば、ポッドキャストで通信費をかけずにラジオ番組などを楽しむことができます。

それでは、ラジオ番組も聴けるボッドキャストについて一緒に見ていきましょう。

まずは、①のようにポッドキャストをタップします。

そうしますとポッドキャストのトップ画面が表示され、②のように登録した番組が一覧で表示されます。

また、③のように登録した番組の最新の放送が順番に一覧で表示されます。

④のように画面の一番下にあるアクティビティをタップすると、再生リストの一覧が表示され、再生したい放送を登録したり、再生の順番を変更したりできます。

⑤のように再生ボタンをタップすると上から順に再生が始まります。

また、⑥のように再生中の放送をタップすると⑦のように更に詳細の操作をすることができます。

事前にダウンロードすることで、通信費をセーブして聞くこともできますので、是非興味のある方はお試しください。

ポッドキャスト・ラジオに関して詳しく知りたい方は、是非こちらの動画をご参照ください。

8. ニュース番組をいつでも見たい・放送時間に縛られたくないという場合

それでは、八つ目として、ニュース番組をいつでも見たい、放送時間に縛られたくないという場合に、いつでもニュース番組が見れるAbemaTVについて一緒に見ていきましょう。

家のテレビがインターネットにも接続していれば、テレビでも見る事ができます。

それでは、AbemaTVについて一緒に見ていきましょう。

AbemaTVは、ニュース番組がいつでも見れるという以外にもドラマ・アニメ・釣り・将棋・格闘技などの番組も見る事ができます。

まずは、①のようにABEMAをタップします。

そうしますとAbemaTVのトップ画面が表示されますので、②のように画面上部のメニューをタップすることで番組を切り替える事ができます。

今回は、AbemaTVのニュースを選択しています。

③にように放送中の画面が表示されていますが、拡大することも可能です。

それでは、④の「番組表をみる」をタップします。

そうしますと⑤のようにこれから放送されるニュース番組が一覧で表示されます。

また、メニューから番組表をタップすると⑥のようにすべての番組が表示され、日付も変更も可能です。

また、⑦のように左右にスワイプする事で他の番組表も見る事ができます。

時間に縛られずに、常にニュース番組を見たい方は、AbemaTVをお試しください。

9. あのイヤホンがほしい・この頂いた銘菓はおいしいので買いたいと思った場合

それでは、九つ目として、あのイヤホンがほしい、この頂いた銘菓はおいしいので買いたいと思った場合に、簡単に調べることができるGoogleレンズについて一緒に見ていきましょう。

いちいち人に聞かなくても簡単に調べる事ができます。

それでは、Googleレンズを使って調べる方法について一緒に見ていきましょう。

まずは、①のようにGoogleレンズをタップします。

そうしますとカメラ画面と同じ画面が表示され、画面中央に白い枠が薄くあるのが確認できるかと思いますので、その枠内に調べたい商品や物を置き、全てが映るようにして、②のように虫眼鏡のボタンをタップします。

そうしますと画面の下に方に移した商品に関連のある画像が表示されます。

更に詳しく見たいので、③のようにとして上にスワイプをすると、④のように全画面に関連する商品画像が表示され、基本的にはその商品の販売先や値段も含めた情報が表示されます。

こちらで、頂いたお菓子などの継続購入や他の方への贈り物としての活用等もできるようになります。

是非、一度お試しください。

Googleレンズについて更に詳しく知りたい方は、是非こちらの動画をご参照ください。

10. 歩数もスマホで記録したい、月々の歩数も確認したい場合

それでは、十個目として、歩数もスマホで記録したい、月々の歩数も確認したい場合に、一目で歩数が確認できる便利なアプリについて一緒に見ていきましょう。

ポイントやジュースももらえるアプリ等もあります。

まずは、歩数計というアプリになります。

こちらのアプリは、月の歩数がカレンダー形式で見れる点が便利なアプリになります。

画面の右上に月の総歩数と消費カロリーが表示されます。

また、日々の総歩数が色分けして表示されます。

次に、Coke onというアプリは、週ごとに35,000歩以上の目標を設定して、達成するとスタンプを1個もらえ、15個貯めると無料で1本ジュースを獲得する事ができるアプリになります。

そのため、週ごとの歩数が表示されるのと、今までの累計総歩数が一番下に表示されます。

最後にdヘルスケアというアプリは、毎日目標をクリアするとくじが引けて、dポイントを獲得する事ができます。個人的な経験からは月で30ポイント前後が獲得できる感覚になります。

日・週・月毎の総歩数やカロリーを確認する事ができます。

どのアプリを入れて使うかは好みになりますが、被らないアプリを三つくらい入れても良いかもしれません。

Coke onについて更に詳しく知りたい方は、是非こちらの動画をご参照ください。

以上で、スマホを活かす活用術!についてのご説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

ご静聴、ありがとうございました。


「Twitter(ツイッター)の使い方【検索編】~ハッシュタグ検索?ツイート?これで完全攻略~」もご参照ください。


「歩く事でジュースを貰おう!同時にBluetooth接続も学ぼう!~【Coke ONの使い方】~」もご参照ください。


<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

累計30,000人以上を指導 。

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意外と多い通話中の誤操作!分かっていれば対処可能。通話中の操作方法も含め再確認しよう。

スマホの通話中に、意外と間違って意図しない操作をしてしまう事を一度は経験した方も多いかと思います。

今回は、そのような誤操作をしてしまった場合に対処する方法に加えて、通話中の一般的な操作についても再度確認していきましょう。

<動画内容>
1. 通話中の画面
2. 終話ボタン
3. スピーカーフォン
4. キーバッド
5. ミュートボタン
6. 通話音量の調節
7. 近接センサー
8. スリープボタンを押すと?
9. 通話中にホーム画面に戻ることができる
10. 通話画面への戻り方
11. 切り忘れに注意しましょう
12. かばんやポケットの中での誤操作
13. 操作が終わったらスリープにしましょう

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:10分01秒)


皆様こんにちは、スマホのコンシェルジュです。

みなさま、こちらをご覧ください。

これはスマホの通話中の画面です。

このように実スマホは電話しながらもホーム画面に戻って、他のアプリを操作したりと意外といろいろなことができるようになっています。

こうした仕様はたしかに便利ではあるのですが、自由度が高すぎるが故に、切り方がわからなくなったり、逆に急に電話を切ってしまったり、コールセンターなどで指定された番号を押したくてもダイヤルのパネルの出し方がわからなくなったりと、ストレスを感じる部分も多くなります。

特に通話中は、相手に失礼のないようにと焦ってしまい、なおさらよくわからないことをしてしまう・・・ということもあるかもしれません。

今回はこうした誤操作を減らすため、咄嗟の操作に戸惑わないために、主に通話中の操作についておさらいしていきたいと思います。

【目次】
1.通話中の画面
2.終話ボタン
3.スピーカーフォン
4.キーバッド
5.ミュートボタン
6.通話音量の調節
7.近接センサー
8.スリープボタンを押すと?
9.通話中にホーム画面に戻ることができる
10.通話画面への戻り方
11.切り忘れに注意しましょう
12.かばんやポケットの中での誤操作
13.操作が終わったらスリープにしましょう

私たちスマホのコンシェルジュのチャンネルでは、スマートフォンの操作方法に関して初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説しております。

宜しければ「チャンネル登録」のほど、よろしくお願いいたします。

では、アプリが見つからない場合について、まずは簡単なところから見ていきましょう。

1. 通話中の画面

まずは電話中の画面についてみておきましょう。

電話をかける、または電話をとると、このような画面が表示されます。

これが通話中の基本的な画面です。

iPhone、Android共に非常に似た作りになっています。

一応、重要なところをおさらいしておきましょう。

2. 終話ボタン

真ん中下の赤いボタンは「終話ボタン」です。

後ほどもう少し詳しく解説致しますが、こちら側から電話を切る時は必ず押すよう意識するようにしてください。

3. スピーカーフォン

このスピーカーのボタンを押すと、音声が受話口ではなく、スマホのスピーカーから鳴るようになります。

いわゆるスピーカーフォンモードです。

手を離して電話するときや、複数人で会話を聞きたい時に利用します。

4. キーバッド

続いてこちらのキーバッドボタンは、タップするとダイヤルボタンが表示されます。

コールセンターなどで、要件に応じて番号を押すよう指示される場合があるので、意外と利用頻度が高いかもしれません。

入力を終了したら、iPhoneでは「非表示」Androidでは左上の「バツ」ボタンを押すと元の画面に戻ります。

ホームボタンではないのでお気をつけください。

5. ミュートボタン

マイクのボタンは、消音やミュートボタンと言って、こちらのマイクの音声を一時的に切断することができます。

電話口の方に、こちら側の会話を聞かれたくない時など、地味に便利なボタンですが、間違えて押してしまうと、こちらの声が相手に聞こえなくなりますので、故障と勘違いしやすいボタンです。

ミュートというのは音を消すと言った意味で使われます。

(iPhoneは長押しすると保留。)

6. 通話音量の調節

通話中、本体側面にある、音量ボタンを押すと、受話口から聞こえる音量を調節できます。

声が聞こえにくい時などに調節しましょう。

相手の声が聞こえない、もしくは相手に声が聞こえないと言われた場合は、今の受話音量が極端に小さくなってしまっていないか、消音ボタンを押してしまっていないか、という点を確認してみましょう。

7. 近接センサー

電話中は、顔をスマホに近づけると、画面が暗くなりタッチ操作を受け付けなくなります。

ほとんどの機種では、大体この辺にセンサーが仕込んであり、通話中は、顔の接近を感知して画面が暗くなるように設計されています。

通話中の画面で、この辺に手をかざすだけでも画面が暗くなります。

これは、通話中にタッチスクリーンがほおなどに触れて反応してしまい、意図しない操作をしてしまうのを防ぐため、このような仕様になっています。

8. スリープボタンを押すと?

iPhoneの場合、通話中に「スリープボタン」を押すと、通話が切れます。

誤って切ってしまわないよう気をつけましょう。

9. 通話中にホーム画面に戻ることができる

続いて、通話中、ホームボタンを押したりそのジェスチャーをすると、このように普段通りホーム画面に戻ることができます。

これにより、通話中でもいろいろなアプリを起動できます。

地図を開いてもネット検索を開いても、電話が切れることはありません。

10. 通話画面への戻り方

これはこれで便利なのですが、通話画面に戻る方法がわからずパニックになってしまう方もいらっしゃいます。

慣れないうちは、意図せずホームボタンを押してしまうということも少なくありません。

問題なく通話自体は続けられますが、終話などの各種ボタンが表示されていません。

通話画面への戻り方をおさえておきましょう。

通話中にホーム画面を開いた場合は、必ずどこかに、通話中であることを示すサインが現れています。

iPhoneではすこし見づらいですが左上、いつも時計が表示されている場所に電話のマークが表示されます。

Androidでは機種によりますが、このように電話中にそれをしめすアイコンが表示されます。

ホーム画面に意図せず戻ってしまった場合、このサインをタップすると、通話画面に戻る、または戻るためのボタンが表示されます。

咄嗟の時には戸惑う可能性があるのでよく覚えておきましょう。

ホーム画面の電話アプリアイコンをタップしても通話画面にはうまく戻れない場合があります。

11. 切り忘れに注意しましょう

もう一つ、起こりやすい事故があります。それが切り忘れです。

なんとなく電話を切る時にホームボタンを押してしまい、電話を切ったと思い込んでしまうということが起こり得ます。

ホームボタンでは電話を切ることはできません。

電話を切ったと思い込んで、何か失礼なことを言ってしまうということもないとも限りませんので、こちら、もしくは相手がきちんと終話ボタンを押さないと通話はきれないこと、通話中は必ず画面に変化があることを覚えておきましょう。

12. かばんやポケットの中での誤操作

そのほか、通話に関しての注意点です。
スマホは全面がタッチスクリーンになっています。

なので、気をつけないとどこかに触れてしまい、すぐに意図しない動作をしてしまいます。

特に、画面がついたまま不用意に鞄に入れてしまったりするといつの間にか色々と反応して勝手に電話をかけてしまったり、ということがあります。

私たちの教室でも、電話に出ると、ザッザッザッザッと足音だけが延々と鳴り続ける、という電話がしばしばありました。

私たちの教室でも、電話に出ると、ザッザッザッザッと足音だけが延々と鳴り続ける、という電話がしばしばありました。

13. 操作が終わったらスリープにしましょう

操作が終わったら、毎回必ず電源ボタンを一度ポチッと押して、スリープ状態にすることを習慣にしましょう。

そうすれば、簡単には画面が反応しなくなり、画面ロックもかかるので、偶発的なタッチでの誤動作を防ぐことができます。

スリープやロック画面はこうした誤操作を防ぐ役割もあるんですね。

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

もっと知りたい、という箇所があればコメントいただければ、今後の制作の参考とさせていただきます。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「iOS 14の更新で電話の着信時の画面が小さくなった!~電話アプリの基本【 iPhone編 】~」もご参照ください。


「電話アプリの使い方【Android編】~電話の受け方から連絡先追加/お気に入り登録までを丁寧に解説~」もご参照ください。


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<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

スマホの学習動画

<その他>
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スマホのデータ管理構造から読み解く隠された目的とは!グーグルとアップルは味方なのか?

今回は、スマホの情報がすべてGoogleとAppleに集められている点とその目的が何であるのか、また、その弊害はあるのかについてご説明致します。 【グーグルとアップルの狙い】

スマホの情報がどのようにGoogleとAppleに集められていくかがわかるとスマホの使い方や構造も分かるようになってきます。

この機会に、スマホの使い方の理解を更に深める意味でも、是非一緒に見ていきましょう。

<動画内容>
(1)スマホで集められるデータ
1. スマホで集められる主なデータ
2. それぞれのデータの保存先

(2)位置情報の取得
3. 端末を探す機能

(3)写真の基本データが変更削除できない理由
4. 写真の基本データが変更削除できない理由
5. 写真に保存される情報についてのお勧め動画

(4)バックアップですべてのデータを自主的にGoogleとAppleに提供
6. バックアップですべてのデータ取得が可能
7. バックアップする方法についてのお勧め動画

(5)検索履歴・閲覧履歴は最終的には端末アカウントと連動して保存
8. 検索履歴・閲覧履歴は、原則すべてGoogle/Appleアカウントに連結
9. 検索履歴や閲覧履歴を残したくない方にお勧めの動画

(6)マイクロソフトがGoogle/Appleには情報獲得という観点では勝てない理由
10. GAFAにマイクロソフトが加われない理由

(7)本題:Google・Appleの情報収集の目的は?
11. 1番の目的は、犯罪捜査!テロ対策!(過去から現在)
12. プライバシーの侵害にならない理由
13. 個人情報の利用について良い点・悪い点
14. 集められたデータは諸刃の剣になる
15. 2番の目的は、情報という環境インフラの構築!(現在から将来)

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:24分04秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、スマホの情報がすべてGoogleとAppleに集められている点とその目的が何であるのか、また、その弊害はあるのかについてご説明致します。

スマホの情報がどのようにGoogleとAppleに集められていくかがわかるとスマホの使い方や構造も分かるようになってきます。

この機会に、スマホの使い方の理解を更に深める意味でも、是非一緒に見ていきましょう。

スマホのコンシェルジュでは、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「毎日の生活を便利するアプリ」について、多数の動画でご紹介していますので、是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、初心者の方にも「わかりやすい」、「画面を見ながら一緒に操作しやすい」をモットーにスマホやパソコンの動画を配信しております。

【目次】
1.スマホで集められる主なデータ
2.それぞれのデータの保存先
3.端末を探す機能
4.写真の基本データが変更削除できない理由
5.写真に保存される情報についてのお勧め動画
6.バックアップですべてのデータ取得が可能
7.バックアップする方法についてのお勧め動画
8.検索履歴・閲覧履歴は、原則すべてGoogle/Appleアカウントに連結
9.検索履歴や閲覧履歴を残したくない方にお勧めの動画
10.GAFAにマイクロソフトが加われない理由
11.1番の目的は、犯罪捜査!テロ対策!(過去から現在)
12.プライバシーの侵害にならない理由
13.個人情報の利用について良い点・悪い点
14.集められたデータは諸刃の剣になる
15.2番の目的は、情報という環境インフラの構築!(現在から将来)

スマホの情報は、原則すべてAndroid端末であればGoogle、iPhone等のiOS端末であればAppleに集まるように作られています。

その目的が一体何であるのかを知るために、前半部分では、位置情報、写真、連絡先等の情報がどのようにGoogleとAppleに集まるようになっているかを見ていきましょう。

また、後半部分で、その集められた情報の特性から、どのようにその情報を使うのかを見ていき、その本当の目的が何であるかを一緒に確認していきましょう。

1. スマホで集められる主なデータ

それでは、まず初めに、実際にスマホでどのようにデータが集められているかを一緒に見ていきましょう。

スマホで集められるデータは、大きく分けて七つになります。

一つ目は、位置情報のデータになります。

二つ目は、写真や動画のデータになります。

三つ目は、電話・メール・LINEも含めたメッセージになります。

四つ目は、アプリなどの利用履歴になります。

五つ目は、検索・閲覧履歴になります。

六つ目は、交友関係になります。

七つ目は、購買履歴になります。

これらの情報は、Googleアカウント・Apple IDに原則すべて保存されます。

Googleについては、ウェブサイトの訪問やその訪問者行動について解析できるGoogleアナリティクスや検索結果を表示させる検索エンジン・検索広告でも情報集を行なっています。

パソコンでは限界のあったその断片的な行動履歴を出来る限り、Googleアカウントに集約し、より正確な情報が収集できるようにしています。

2. それぞれのデータの保存先

それでは、先程の7つの情報が実際にどこに、どのように保存されるかを一緒に見ていきましょう。

まずは、位置情報ですが、こちらは端末を探すという機能がGoogleにも、Appleにもありますが、こちらに位置情報がユーザーの同意のもとに自主的に保存されていきます。

写真のデータについては、GoogleフォトやiCloudに自主的にバックアップされます。

電話・メール・メッセージ(LINEも含む)も、GoogleドライブやiCloudにバックアップとして保存されます。

アプリ等の使用履歴は、Android・iOSのシステム履歴として保存され、バックアップ時にGoogleドライブやiCloudに何らかの形で保存されていると推察されます。

検索履歴も、閲覧履歴も、Googleの場合には確実に検索履歴・閲覧履歴として保存されます。

iOSの場合には、Safariに検索履歴・閲覧履歴として保存され、最終的にはApple IDと連携してバックアップされると推察されます。

交友関係については、連絡先アプリのバックアップやLINE等のメッセージアプリのバックアップとしても保存されます。

購買履歴については、メールのバックアップを通して、注文メールとして保存されます。

このように見ていくと、基本的にはすべての情報が、バックアップという形で自主的に保存され、最終的にGoogleとAppleにすべての情報が集約するようになっています。

3. 端末を探す機能

それでは、次にそれぞれの項目をもう少し細かく見ていきましょう。

まずは、位置情報の取得になります。

位置情報の取得は、端末を探すという機能を見ていくとより分かり易いかと思われます。

端末を探すという機能は、GPSを利用し、自分の端末がどこにあるか、どこにあったのか確認する事ができる機能になります。

こちらは、数分毎に位置情報を緯度と経度という数値で送っています。

データとしては、英数字の羅列だけで構成されるものになるため、データの大きさも50バイト以下になり、非常に軽く、通信量がほとんどかかりません。

同じようなことは、携帯電話の電波からも行うことができます。

携帯電話は、どの基地局のアンテナに接続していたか、もしくは接続しているのかを確認する事ができますので、ある程度携帯電話がある場所を特定することができます。

但し、GPSほどの正確さはないということを覚えておきましょう。

ここでのポイントは、自分の端末を簡単に探すことが出来て便利であるという点と、一方で、自分の個人情報を第三者にデータとして提供しているという二つの側面があることを覚えておきましょう。

4. 写真の基本データが変更削除できない理由

それでは、次に写真の基本データが削除できないという事の意味について一緒に見ていきましょう。

写真に保存される情報として、別の講座でもご説明致しましたが、撮影日時と位置情報があります。

こちらの二つの情報は原則削除や変更が出来ないように作られています。

撮影日時を変更する必要もないし、位置情報も変更する必要もないと言う方も多いかもしれません。

また、逆に変更が出来てしまうと不便になるという方もいるかもしれません。

一方で、変更を出来なくする必要があるのかという疑問も同時に生まれてきます。

特に位置情報は、追加は出来るものの、変更が出来ないという仕組みになっています。

後ほど、GoogleやAppleの目的の一部としてお伝えしますが、この写真を犯罪の証拠や証拠の補完材料として使う場合には、この日時と場所は非常に重要な情報になります。

このような用途があるため、ある一定量まで写真や動画を無料で保存することが出来るのかもしれません。

このように考えると、我々が普段撮影している写真や動画は、ある意味では交差点などに設置されている監視カメラと同じ役割を担っていると言えます。

5. 写真に保存される情報についてのお勧め動画

写真について、どの情報が変更でき、どの情報が変更できないのか、

その他、どんな情報を保存されていて、どこまでをGoogleフォトで確認できるのかについて知りたい方は、「Googleフォトの写真詳細」という動画をご参照ください。

写真に保存される情報について細かく知ることが出来ます。

6. バックアップですべてのデータ取得が可能

それでは、次にスマホのバックアップという便利な機能が、実はスマホのすべてのデータをGoogleやAppleに自主的に提供している事になるという点について一緒に見ていきましょう。

皆さんもご存じのようにスマホは、スマホの中に保存しているデータを基本的にはすべてバックアップすることが出来ます。

バックアップをすることで、スマホを紛失したときや故障した時に、そのデータを新しく購入した端末に基本的にはすべて移すことが出来ます。

こちらはスマホをよく使っている方ほど、便利な機能だと実感できるサービスで、逆にバックアップができないと不安になる方も多いかもしれません。

写真については、GoogleフォトやiCloudに保存され、写真以外の情報についてはGoogleドライブか、iCloudに原則保存されるようになっています。

この中に、LINEのトーク履歴・連絡先情報・メール・メッセージ・使用アプリ・利用履歴なども入っています。

スマホの情報は、人にもよりますが、基本的にはその人物をかなり正確に特定できる情報になります。

7. バックアップする方法についてのお勧め動画

実際にどのようにバックアップをすればよいのかについて知りたい方は、「いざという時に備える!スマホのバックアップ方法」という動画をご参照ください。

8. 検索履歴・閲覧履歴は、原則すべてGoogle/Appleアカウントに連結

それでは、次に検索履歴・閲覧履歴は最終的には端末アカウントに紐付けられて保存されるという点について一緒に見ていきましょう。

スマホで調べた検索履歴や閲覧履歴は、Android端末であれば、Chrome経由でGoogleアカウントに保存されます。

iPhone等のiOS端末であれば、Safariという検索アプリ(ブラウザアプリ)で、Safariというアプリ内に保存され、最終的にはApple ID毎に保存されます。

検索履歴は、検索した言葉になり、閲覧履歴は、訪問・閲覧したウェブサイトの情報になります。

9. 検索履歴や閲覧履歴を残したくない方にお勧めの動画

検索履歴や閲覧履歴を残したくない方や消したいという方は、閲覧履歴と検索履歴を削除する方法という動画をご参照ください。

10. GAFAにマイクロソフトが加われない理由

それでは、次にマイクロソフトが、GoogleとAppleに情報獲得という点では、勝てなかった理由について見ていきましょう。

こちらは、パソコンという分野で圧倒的な地位を築いてしまったために、起きた弊害といえるかもしれません。

マイクロソフトの創業者であるビルゲイツ氏も、スマホのOSへの参入が遅れた点がマイクロソフトの大きな過ちとして認めている部分になります。

マイクロソフトが、GAFA(ガーファ)というIT系の4つの巨大企業の一つに入れなかった理由としては、パソコンを一人一台持つ時代が来る前に、スマホを一人一台持つ時代が来てしまったという時代の趨勢を見誤ったことが要因としてあります。

先程もご説明致しましたが、スマホはすべての情報がGoogleとAppleに自動的に集まる仕組みが確立されていて、GAFAの中でも情報という観点ではGoogleとAppleが圧倒的な地位にいます。

また、GAFAのFであるFacebookは、日常生活の情報をユーザーが自主的に公開していくというサービスを確立した企業になります。

GAFAのAであるアマゾンは、ショッピングという分野では圧倒的な地位を築いている点と企業側のオンラインサービスを裏で支えるサーバー構築・運用のサービスでも飛びぬけた地位を確立しています。

その一方でマイクロソフトは、引き続きパソコン分野では圧倒的な地位にあるものの、情報戦争という分野では圧倒的に遅れています。

その理由としては、パソコン内にデータを保存する傾向が根強く残っています点があげられます。

マイクロソフトも、OneDriveによるクラウドサービスへの移行を促したり、サーフェスという保存領域の少ないパソコンの提供はしているものの、うまく進んでいないのが実情としてあります。

また、持ち歩くという観点から、スマホの方が圧倒的に便利であるという点でも、マイクロソフトが情報収集という観点では、Google/Appleに追いつけない要因になっています。

11. 1番の目的は、犯罪捜査!テロ対策!(過去から現在)

それでは、スマホのデータがGoogleとAppleに自動的に集まる仕組みについては理解が出来たかと思いますので、本日の本題であるGoogle・Appleが情報収集する目的について一緒に見ていきましょう。

GoogleAppleが情報収集する一番の目的は、犯罪捜査やテロ対策からはじまっていると言われています。

その入り口を作ったのは、Facebookとも言われ、その理由は利用者が自主的に個人情報をネット上に公開してくれるため、その利用者の人物像や人間関係についての情報を簡単に入手することが出来、犯罪捜査にも活用することが出来たことから始まっています。

但し、Facebookだけでは、情報も限定的であるため、スマホの一人一台所有時代の到来とともに、スマホから自主的に情報を引く出す仕組みが模索され、バックアップという手法も含め、スマホのアカウントに情報を集約させる仕組みが確立されたと言えるかもしれません。

このようにして集められた情報は、AIという技術を使い、容疑者などの写真や名前をスクリーニング(情報を解析・抽出)することで、容疑者に関連する情報を引き出し、犯罪の動機付け・状況証拠・補完資料として活用していると言われています。

このようにAIを使った情報のスクリーニングは、従来の捜査手法に比べて捜査時間を圧倒的に短縮でき、かつ、捜査費用も削減することが出来たことから、Googleの成長過程においても、直接、ないし、間接的に政府からの支援があったとも言われています。

このように情報活用という観点では、ITの巨大企業の代表格であるGAFA(GoogleのG、AppleのA、FacebookのF、AmazonのA)の4つの企業の中で、GoogleとAppleが圧倒的に地位にいます。

だからこそ、利用者側も便利なサービスを無料で使うことが出来るという点に納得することができるかと思います。

単純にビジネスの採算性のみを考慮すると現実的にこれだけのサービスを無料で提供しつづけることはかなり難しい事になります。

12. プライバシーの侵害にならない理由

それでは、犯罪への捜査協力という観点も含め、プライバシーの侵害に該当しないのかという点が気になるかと思いますが、容疑者に該当するなど利用目的が限定されているという点や個人を特定するのではなく全体的な数字として情報を捉えるのであれば個人を特定できないためプライバシーの侵害にはならないというのが現在のGoogleやAppleの公式の見解になります。

確かに容疑者以外で、個人を特定できないのであれば、プライバシーの侵害にはならないというのはロジカルな見解とも言えます。

また、情報をスクリーニング(情報を解析・抽出)しているのが、人ではなくAI(人工知能:プログラム)であれば、感情や意思もないので、人よりは安全と言えます。

加えて、このような捜査協力や軍事目的のために作られた仕組みや技術が、画像解析などに使われ、さらなる技術革新が起こり、日々の私生活の中で、Googleレンズのように便利なものに変わっていくことで、我々利用者側もその恩恵を受けているというのも否定しがたい事実になります。

我々が撮影した写真を一例にすると、世界中のすべての人がどこかで写真を撮っていて、その写真の中に犯罪を証明する写真、もしくは、無罪を証明する写真があるとすれば、それは非常に有益な情報と言えるかもしれません。

13. 個人情報の利用について良い点・悪い点

先程もご説明致しましたが、個人情報の利用について、個人情報が犯人逮捕や無実の証明に貢献できるのであれば、個人情報が利用されるのは良い点と言えるかもしれません。

一方で、こちらの個人情報がなんらかの形で悪用され、恐喝や当人の不利益に繋がった場合には、非常に重大な問題になります。

特に日本の場合には、損害賠償の金額が米国に比べて非常に少ないため、悪用して損害賠償金額を払った方が得であったり、訴訟を起こす費用の方が高い場合が多く、抑止力にもなっていないのが実情です。

その点が改善されない限り、日本では個人情報の悪用や情報漏洩等がなくならないかもしれません。

14. 集められたデータは諸刃の剣になる

海外でも議論されている部分にはなりますが、集められたデータはもろ刃の剣にもなるという事を認識しておく必要があるかもしれません。

一つ目は、データの改ざんリスクになります。

日本でもデータの改ざんが行なわれた事件が、大手企業・政府機関でも発生しています。

GoogleやAppleでもデータの改ざんは行われないのかというと、米国の方が損害賠償金額が大きいので、データの改ざんはされづらいとは言えますが、されないとは言いきれないかもしれません。少なくとも、日本よりは、抑止力が働いていると言えます。

二つ目は、偏見のリスクになります。

趣味趣向は人それぞれであり、頭で想像したり、考えたりすることは原則、思想・良心の自由・表現の自由になります。

但し、個人情報が吸い上げられることで、国家・政府・政党にとってマイナスなことを考える人が明るみになり、危険思想と捉えられ、弾圧されるようなことがあれば、個人情報が収集されること自体が問題になります。

その意味で、個人情報の収集は、諸刃の剣になる要素を含んでいると言えます。

特に日本は、米国のように他民族国家の中で国家形成を行ってきた歴史がないため、個性に対する寛容性や柔軟性があまりなく、自由を侵害されるリスクがあるかもしれません。

15. 2番の目的は、情報という環境インフラの構築!(現在から将来)

GoogleとAppleの二番目の目的は、情報という環境インフラの構築を目指していると言えます。

情報を制するものは戦い(世界)を制すという名言にもありますが、正にその部分をデータ収集・解析・活用という点で狙ってきています。

メディア戦略という言葉が台頭してきたように、より正確な情報を入手することで、戦略的なマインドコントロールをすることが可能になります。

より多くの、より詳細なデータを蓄積することで、人をある共通項などでカテゴリー化できれば、そのカテゴリーごとに影響力を与える事が出来るようになります。

そうすると最終的には、人の行動に影響を与える事ができるようになります。

情報がたくさんある方が最終的には優位な立場を気づくことができるようになります。

Google/Apple社が目指すものが、完全な情報圏の構築なのか、国家を形成するにあたって切り離せない経済圏の構築なのか、両方なのかは別として、最終的には国家を超えたボーダレスな緩やかなステルスのような帝国を築こうとしているのかはわかりませんが、現実なものになる可能性を秘めていると言えます。

その危険性を排除するために、今度は国家が、独占禁止法という武器を使い、その拡大を抑制する方向に舵を切ってきています。

捜査協力という面で国家と手を組みながら、一方で、独占禁止法と戦うという、巨大企業であるが故の複雑な戦いをしています。

以上で、スマホの情報がすべてGoogleとAppleに集められている点とその目的が何であるのかについてのご説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

ご静聴、ありがとうございました。


「写真に保存される情報を正しく理解しよう〜グーグルフォトを使って丁寧に解説〜」もご参照ください。


「人に見られても安心!自分の履歴を管理しよう~シークレットモードの活用・閲覧履歴と検索履歴の削除方法~」もご参照ください。


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【スマホは2種類だけ】iPhoneとAndroidの違いと特徴は?~乗換え時には注意が必要!~

スマホは大きく分けて2種類、「iPhone」と「Android」というものに分けられます。

今回は、「それぞれがどういうものなのか」「どう違うのか」という点について説明して参ります。

なかなか携帯ショップでは聞かない話だと思いますので、是非この機会に違いと特徴について知っておきましょう。

<動画内容>
1. iPhoneとAndroidは何で分けているの?
2. OSとは
3. iOSとAndroidは誰が作っている?
4. iPhoneとAndroidはどちらが人気がある?
5. OSの開発とスマホの開発
6. 機能面での違い
7. 乗り換えってあり?

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:16分08秒)


皆様こんにちは、スマホのコンシェルジュです。

スマホは大きく分けて2種類、「iPhone」と「Android」というものに分けられます。

今回はそもそもそれぞれがどういうものなのか、どう違うのか、という点について、ご案内していきたいと思います。

スマホの実践的な操作方法というよりは、少々雑学的な講座となりますが、なかなか携帯ショップでは聞かない話だと思いますので、知っておいていただければ、幾分、スマホを学ぶ楽しみも増えてくるのではないかと思います。

ぜひ楽しみながらスマホに親しんでいただければ幸いです。

【目次】
1.iPhoneとAndroidは何で分けているの?
2.OSとは
3.iOSとAndroidは誰が作っている?
4.iPhoneとAndroidはどちらが人気がある?
5.OSの開発とスマホの開発
6.機能面での違い
7.乗り換えってあり?

私たちスマホのコンシェルジュのチャンネルでは、スマートフォンの操作方法に関して初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説しております。

宜しければ「チャンネル登録」のほど、よろしくお願いいたします。

では、アプリが見つからない場合について、まずは簡単なところから見ていきましょう。

1. iPhoneとAndroidは何で分けているの?

まずスマホというのは大きく分けて2種類に分けることができ、それぞれ「iPhone」と「Android」と呼ばれるものがある、というのは皆様すでにご存知かと思います。

このふたつ、何が違うのか、というと、スマホの中に入っている「OS」と呼ばれるものが異なります。

2. OSとは

「OS」というのは「オペレーティングシステム」といって、コンピュータが動作するための基本、土台となるプログラムです。

これはコンピュータにとって魂のようなもので、OSをインストールされることでコンピュータは基本動作を行うことができます。

タッチするとスマホが反応する、といった当たり前の動作を実現しているのはこのOSの働きによるもの、ということですね。

ちなみにパソコンでは「ウィンドウズ」がOSに当たります。

スマホにはこのOSが2種類あります。

一つがiPhoneに搭載されている「iOS」もう一つがAndroidスマホに搭載されている「Android」というOSです。二つとも別々の会社が開発しているもので、常に競い合っているライバルの関係となっています。

実はこの2種類以外にも、スマホ用のOSは今まで、各社から色々なものが開発されては消え開発されては消え、という戦国時代的な時期もありましたが、今日ではほとんどiPhoneとAndroidの2強状態となっている、という状況です。

たとえば、パソコンのOSにおいては圧倒的な世界シェアを誇る「Windows」を開発している「マイクロソフト社」も、スマホOSの世界でもなんとか地位を築こうと「Windows Phone」というOSの開発を進めていましたが、結局この二つを超える算段がつかず、開発を諦めています。

マイクロソフト創業者であるビルゲイツさんは、スマホ向けのOS開発においてうまく立ち回れなかったことを、「自身の過去最大の過ちだった」といった発言を残しています。

3. iOSとAndroidは誰が作っている?

iPhoneに搭載されているiOSとAndroidスマホに搭載されているAndroidを開発しているのは、それぞれ、「アップル社」と「グーグル」(社名はアルファベットと言いますがあまり一般的ではないのでGoogleと呼びます。)です。

どちらも本社はアメリ合衆国カリフォルニア州にあります。

それぞれ簡単にみていきたいと思います。

まずアップルですが、創業者は「スティーブ・ジョブズ」という、本や映画にもなった伝説的な経営者です。

iPhoneの他にも、macというコンピュータを作っているメーカーで、製品自体のデザインも洗練されていることからおしゃれなイメージがあり、熱狂的なファンが多い会社です。

iPhoneも漏れなくそうですが、アップルの製品は全体的に価格が高い傾向があります。

たとえばこの、アップルの大型コンピュータの下に取り付けることで、移動させることができるようになる、車輪、キャスターがアップル公式サイトにて販売されていますが、お値段いくらだと思いますか?

なんとこのキャスター、約8万円で販売されています。

これはちょっと極端な例ですが、他の製品も全体的にお値段は高めの設定です。

続いて、Googleですが、スマホを持っていて、Googleのサービスに触れたことがないという方はいらっしゃらないかと思います。

元々、インターネットの「ネット検索」サービスで有名でした。わからないことをGoogleで調べることを「ググる」と言ったりしました。

ほかにもどんどんサービスの手を広げ、今や地図やメール、このYouTubeもGoogleのサービスで、我々は四六時中Googleの何かしらのサービスに触れていると言っても過言ではありません。

Googleマップには、「ストリートビュー」という、その道や街並みの実際の写真を見ることができる機能がありますが、これは実際にGoogleカーという車が街を走り回って写真を撮影しています。

ものすごい田舎の道まできちんと撮影されているのを見ると、どれだけのお金をかけているのかちょっと恐ろしくなります。もちろん日本だけでなく、世界中で同様のサービスを展開しています。

ちなみにアップル、Google共に会社の規模としては世界の時価総額ランキング5位内に入る大会社です。

日本の会社では最高位のトヨタ自動車が世界で50番目前後ですので、どちらもとんでもなく大きな会社です。

4. iPhoneとAndroidはどちらが人気がある?

さて、この、いわばライバル関係にある二つのOSですが、利用人口はどちらが多いと思いますか?

日本での利用率では、iPhone約65%、Android約35%とiPhoneがAndroidをリードしています。

なんとなく体感としてiPhoneを使っている人の方がたくさんいる気がする、と感じている方も多いのではないでしょうか。

しかし世界全体で見るとなんとこれが全く逆転します。

日本人は世界一iPhoneが大好きな国民と言われています。これだけiPhoneの利用率が飛び抜けているのは日本だけだそうです。

要因の一つとしては、長らく日本で慣行となっていた「回線契約と同時購入で端末価格にとても大きな割引をかける」という特殊な販売スタイルが、本来高価なiPhoneを非常に安価に流通させたため、と言われています。

よく、初めてのスマホはiPhoneがいいよ、と言われます。

それはこのように利用人口が多いことが理由の一つとしてあげられます。

また、Androidのように設定アプリ内の名称や順番が機種によって違う、ということも少ないので、聞く方も教える方もやりやすいという点も大きいです。

本質としては、一番身近にいる人が持っているものと同じものにするのが安全かと思います。

5. OSの開発とスマホの開発

もう一つ、iPhoneとAndroidでは面白い対比があります。

iPhoneはスマホの中身となるiOSを作っているのはApple自身、そしてそれを入れる、iPhoneというスマホを作っているのもappleです。

他の精密機器メーカーからiOSを搭載したスマートフォンが販売されることはありません。

(ちなみに、一般的にコンピュータにおいて、機械部分を「ハードウェア」、中のプログラム、ソフト部分を「ソフトウェア」と呼びます。)

逆に、Googleは、他の精密機器メーカーがAndroidというOSを使ってスマホを製造するのを許可しています。

なのでAndroid搭載のスマホは各国の様々なメーカーが開発/販売しています。

国内メーカーの有名どころでは、シャープがアクオス、ソニーがエクスペリア、といったブランド名でAndroidスマホを製造しています。

Androidのスマホがやたらめったら名前が分かれているように思えるのは、このように製造各社がブランド名をつけて販売しているからです。

機種によって若干メニューの名称が異なったり、独自機能が搭載されていたりします。

らくらくスマホがその最たる例ですが、らくらくスマホは初心者向けに大きく味付けされたAndroidで、富士通が製造しています。

こうして様々なメーカーが参戦しているため、価格も性能もピンキリになっています。

ネットで1万円台でAndroidスマホを購入できたりもしますが、アプリの起動にものすごい時間がかかったりと、なかなかのストレスを感じます。

先ほどの世界での利用率においてAndroidが圧倒的なのは、途上国などにおいて価格面でAndroidが圧倒的に有利であるという要因もあるようです。

6. 機能面での違い

このように、iOSとAndroidは開発している会社も異なりますので技術的には差異があるものと思われます。

今日において、iPhoneとAndroidは、我々が手にとって使う分にはもはやほとんど違いはないと思ってもいいくらい、できることや機能は似ています。

ホーム画面があって、アプリが並んでいて、それぞれタップで起動して操作する〜といったスマートフォンとしての使い方はもちろんほぼ一緒です。

アプリをインストールする場所は、iPhoneでは「App Store」Androidでは「プレイストア」となっています。

利用開始の際の初期設定で、iPhoneはApple ID、Androidはグーグルアカウントを必ず作成、取得します。

これらは、Apple、グーグルが提供しているサービスを利用する際の会員証のような役割として使われます。
(目立つところではアプリをインストールする際など)

Apple IDはiPhoneでしか使えませんが、グーグルアカウントはiPhoneでも作成、利用することができます。

アプリをインストールする場所こそ違うものの、一般によく使われる主要なアプリは、ほとんどがiPhone、Androidともに対応しています。

Google製のアプリであって例外ではなく、マップ、Gmail、YouTube、グーグルフォト、グーグルドライブなどなど、ほとんどがiPhoneにも対応しており、かつどちらも画面構成などあまり変わりません。

そのほか、細かくみていけば小さな違いはたくさんありますが、気になる人がいるかもしれないなと思われるポイントをごく一部ですがまとめてみます。

Androidも機種によってはあてはまらない場合がございますのでご了承ください。

まずロック解除に何を使うのかという点です。

昔は、スマホを操作するためにまず4桁のパスコードを入力してロック解除してから操作していました。今は、パスコードに変わり、より素早く手軽な方法が登場しています。

それが、指をスマホに当てる、指紋認証と、持ち主の顔をスマホに認識させる顔認証という方式です。

現行のホームボタンのないタイプのiPhoneは指紋認証がなく、顔認証のみです。

Androidの一部機種では画面内に指紋認証センサーが仕込んであるので、画面の大きなスマホでも指紋認証可能です。マスクをするようになってから、顔認証かなり不便になってしまった印象があります。

あとは、大半のAndroidと異なり、iPhoneはSDカードを入れることができません。

最近ではグーグルフォトが完全無料を終了しました。スマホでビデオ撮影などするようになったら、意外と重要になる可能性もあるかもしれません。

また、スマホケースなどは圧倒的にiPhoneが充実しています。利用者が多いのでやはりメーカーもiPhoneに向けて製造せざるを得ない、という背景があるかと思います。

7. 乗り換えってあり?

最後に、ご覧いただいている方の多くは、すでにどちらかのスマホをお持ちであるかと思います。

もしも機種変更などの際は、やはり使い慣れた方を使い続ける方が、データ移行なども楽なのでお勧めしています。

それでも、iPhoneを使ってみたい、iPhoneが高いのでAndroidにしたい、といった場合も、データ移行自体は可能です。

ただ、LINEのトーク履歴やメッセージなど、どうしても移動できないものも一部ございます。

その他のアプリのデータは、新しいスマホでログインすればそのまま利用できる、というパターンが多いですが、どうしても気になる場合は個々のサービスごとに、「OS乗り換え」などと検索してみて確認する必要があります。

以上、iOSとAndroidについてみてきました。

なんとなく、それぞれの特徴や違っているところ、違っていないところをつかんでいただき、これからのスマホ学習をより楽しいものと感じられるようになっていただければ幸いです。

当動画は以上となります。最後までご視聴いただきありがとうございました。

もっと知りたい、という箇所があればコメントいただければ、今後の制作の参考とさせていただきます。
それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「0から始めるスマホ入門(Android編) ~スマホとは/アプリとは/端末OSとは?を丁寧に解説~」もご参照ください。


「0から始めるスマホ入門(iPhone編) ~スマホとは/アプリとは/端末OSとは?を丁寧に解説~」もご参照ください。


<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

累計30,000人以上を指導 。

<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

スマホの学習動画

<その他>
オンラインサポート(ライブ講座・ZOOM等でのオンライン指導)とオフラインサポート(出張指導・セミナー形式のオフライン指導)も実施中。詳しくはメールにてお問い合わせください。

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(受付時間:平日10時~18時)

スマホはセキュリティソフトがなくても十分に安全!~スマホの仕組みとGoogleが安全性を強化~

今回は、スマホにセキュリティソフトは必要なのか、結論としては必要ではないという理由について解説して参ります。

セキュリティソフトが実際にどのような役割をしていて、どのようにその役割をスマホやGoogleが補完しているかがわかると、セキュリティソフトがなくえもスマホを安心して使えるようになります。

<講義内容>
1. セキュリティソフトについての疑問

(セキュリティソフトの役割)
2. セキュリティソフトの一般的な役割
3. ①ウイルスのチェックと除去(感染経路が一番重要)
4. ウイルス感染は添付ファイルや身元不明のサイトから感染
5. ②ファイアウォールの構築(通信の監視)/③個人情報の監視
6. ④迷惑メール(怪しいメール)を除去(Gmailで自動排除)
7. ⑤有害サイトをブロック(検索結果一覧でも原則排除済み)
8. Googleの検索構造についてのお勧め動画

(セキュリティソフトの唯一の効果はウィルス除去 但し、ウィルス除去できない可能性も!)
9. セキュリティソフトの唯一の効果は感染したウィルスの除去のみ

(Google Paly プロテクトの使い方)
10. Google Play プロテクトの使い方

(まとめ:Googleで原則すべてカバーが可能)
11. まとめて図解(Googleで原則すべてカバーが可能)

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:21分12秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、スマホにセキュリティソフトは必要なのか、結論としては必要ではないという理由について解説して参ります。

セキュリティソフトが実際にどのような役割をしていて、どのようにその役割をスマホやGoogleが補完しているかがわかると、セキュリティソフトがなくえもスマホを安心して使えるようになります。

スマホのコンシェルジュでは、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「毎日の生活を便利するアプリ」について、多数の動画でご紹介していますので、是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、初心者の方にも「わかりやすい」、「画面を見ながら一緒に操作しやすい」をモットーにスマホやパソコンの動画を配信しております。

【目次】
1.セキュリティソフトについての疑問
2.セキュリティソフトの一般的な役割
3.①ウイルスのチェックと除去(感染経路が一番重要)
4.ウイルス感染は添付ファイルや身元不明のサイトから感染
5.②ファイアウォールの構築(通信の監視)/③個人情報の監視
6.④迷惑メール(怪しいメール)を除去(Gmailで自動排除)
7.⑤有害サイトをブロック(検索結果一覧でも原則排除済み)
8.Googleの検索構造についてのお勧め動画
9.セキュリティソフトの唯一の効果は感染したウィルスの除去のみ
10.Google Play プロテクトの使い方
11.まとめて図解(Googleで原則すべてカバーが可能)

1. セキュリティソフトについての疑問

皆さんは、「セキュリティソフトって必要?毎月払っているけど意味あるの?実際にセキュリティソフトって何をしているの?」と思ったことはないでしょうか。

結論からお伝えすると、スマホにセキュリティソフトは必要ありません。

必要になったら、契約しても遅くはないと思います。

その理由について一緒に見ていきましょう。

まず初めに、セキュリティソフトの役割について見ていきましょう。

セキュリティソフトの役割が理解できるとセキュリティソフトが当面は必要ないことが分かるようになってきます。

2. セキュリティソフトの一般的な役割

セキュリティソフトの一般的な役割は、大きく分けて5つあります。

ぞれぞれの役割の概要を一緒に見ていきましょう。

まず、一つ目は、ウィルスのチェックとウィルスの除去をしてくれます。

こちらにワームやトロイの木馬等も含まれますが、名前を覚える必要はなく、これらのチェックや除去を出来る限り行ってくれると覚えておきましょう。

二つ目は、ファイヤーウォールの構築(すなわち、通信の監視)をしてくます。

簡単にいうと自分が使っているアプリ以外に変な通信を行っていなかを出来る限り監視してくれます。

三つ目は、個人情報の取り扱いについての監視をしてくれます。

許可なく個人情報を送っているようなことがないかを出来る限り監視してくれます。

四つ目は、迷惑メールを除去してくれます。

迷惑メール(フィッシングメールやウィルスメールも含む)が送られてきた場合に、こちらを迷惑メールフォルダ等に振り分けたり、警告を出すなどの注意喚起を出来る限りしてくれます。

五つ目は、有害サイトをブロックしてくれます。

有害サイトにアクセスしそうな時に警告を出したり、有害サイトにアクセスできないようにブロックをするなどの予防措置を出来る限りしてくれます。

以上が、セキュリティソフトの一般的な役割になります。ポイントは、すべての役割は「出来る限りやってくれるという点になります。

出来る限りなので、必ずではないという点とほとんど効果がない可能性もあるという点を覚えておきましょう。

また、スマホは基本的にはパスコンとは構造がちがうので、セキュリティソフトがなくても同じことが実現できますので、その点についてこれから一緒に見ていきましょう。

もちろん、セキュリティーソフトがあってもなくても、自分自身が注意するという事が一番重要な予防策になります。

3. ①ウイルスのチェックと除去(感染経路が一番重要)

それでは、先程ご説明致しましたウィルスソフト役割について細かく見ていきましょう。

まずは、ウィルスソフトの役割の一つ目にあったウィルスのチェックと除去については、ウィルスの感染経路を見ていくとどのような予防策をとることが出来るのかが見えてきます。

ウイルスの感染経路で比較的大きな割合を占めるのが、メールやメッセージに添付されるファイルやリンク先(URL)をタップする事でウィルスに感染するケースになります。

こちらの予防策としては、知らない人から来たメールやメッセージにある添付ファイルやリンク先(URL)を極力タップしないようにすることが重要になります。

添付ファイルやリンク先について、どうしても気になる場合には、添付ファイルやリンク先をタップするのではなく、該当サービスのアプリをタップして、アプリ内にあるお知らせ等を確認するか、ブラウザアプリでそのサービス名やサイト名を検索して、そのサイトに訪問してお知らせなどの内容を確認するかが、一番安全な確認方法になります。

二つ目は、インターネット検索からそのサイト内にあるリンク先やバナーをタップすることでウィルスに感染するケースになります。

検索結果に表示されるサイトについては、かなり高い割合でGoogle等が安全性をチェックしているため、ウィルスに感染する危険性はかなり低いと言えます。

危険性が高いのは、検索結果一覧に表示されているサイトではなく、そのサイト内にある第三者が自由に書き込みやコメントが出来る部分になります。

第三者のコメント内にあるリンク先については、十分に注意してからクリックするようにしましょう。

三つ目は、接続しているネットワークからのウィルス感染になります。

予防策としては、他の人の端末に自分の端末を接続して行う共有については、共有する時のみに「オン」にして、それ以外の時は「オフ」にするように心がけましょう。

また、街中でも怪しいWi-Fiへの接続しないようにしましょう。

四つ目は、SDカードや外部メモリーからの感染になります。

こちらも風邪などと同じで、他の機器と接触する機会が増えると、他の端末や機器からの感染リスクが増えますので、知らない方の外部メモリーの接続には十分に注意するように心がけましょう。

4. ウイルス感染は添付ファイルや身元不明のサイトから感染

こちらは、ウィルス感染のまとめになりますが、ウィルスの感染は端末にウィルスがダウンロードされ、最終的にインストールされることで初めてウィルスに感染します。

という事は、ダウンロードしないとインストールされないことになります。

それでは、ダウンロードしないようにするにはどうしたら良いかということが重要になります。

まずは、ダウンロードする状況をまとめてみたいと思います。

一つ目は、単純にアプリストアからアプリをインストールする場合に、悪意あるアプリをダウンロードされ、インストールしてしまうケースになります。

基本的はアプリストアでも事前にウィルスチェックやアプリの審査をしているので、このケースはほどんどないかと思いますが、むやみにアプリをインストールするのはやめましょう。

インストール数が多いアプリやレビュー評価の高いアプリ、比較的知名度の高い企業が出しているアプリをインストールするようにしましょう。

二つ目は、メールに添付されているファイルをタップすることで、ウィルスがダウンロード及びインストールされます。

三つ目は、メールなどのリンク先をタップし、身元不明のサイトを閲覧することで、ダウンロード及びインストールされます。

これらの三つは、完全に自分で制御できますので、こちらに注意するだけで、ウィルスの侵入を防ぐことができます。

また、こちらはセキュリティーソフトが入っていたとしても、セキュリティソフトで防ぐことがかなり難しい部分になります。

悪意あるアプリのチェックについて、Google Playプロテクトを使うことでチェックする事が出来ます。

こちらについては、後ほど、詳細の使い方についてご説明致します。

5. ②ファイアウォールの構築(通信の監視)/③個人情報の監視

それでは次に、ウィルスソフトの役割の二つ目と三つ目にあったファイヤーウォールの構築と個人情報の監視について見ていきましょう。

ファイヤーウォールとは、自分が操作しているアプリ・許可しているアプリ以外で不正なデータの送受信がないかを監視・ブロックする機能になります。

こちらの仕組みは、パソコンでは有益な仕組みになりますが、スマホは、基本構造としてアプリ毎に壁があり、相互に情報を勝手に抜き取れない仕組みになっています。

また、ウィルスソフトと同じように不正アプリをチェックし通知してくれる機能が、Playストアアプリ内にあり、その機能をGoogle Playプロテクトと言います。

こちらについては後ほど操作方法についてご説明致します。

6. ④迷惑メール(怪しいメール)を除去(Gmailで自動排除)

それでは次に、ウィルスソフトの役割の四つ目にあった迷惑メールの除去について一緒にみていきましょう。

ご存じの方も多いとは思いますが、Gmailには迷惑メールを自動で振り分けてくれる機能が付いています。

また、比較的多くの方がGmailを利用している為、偽メールやフィッシングメールについての報告や事例が集まりやすく、その結果として迷惑メールフォルダにて対処する速度も速くなり、他のセキュリティソフトよりも安全性が高くなります。

こちらは実際にAmazonをかたった偽メールになりますが、見た目上はアマゾンから送られてくるメールと差異がなく、送信メールアドレスも@以下がamazon.co.jpから配信されているように見えるため、本物と偽物の見分けがつかないメールになっています。

こちらの偽メールについてもGmailでは、迷惑メールに自動で振り分けてくれます。

こちらを実際に受信した場合の対処方法ですが、メール内にあるボタンは絶対にタップしないでください。

まずは、端末内にあるAmazonのアプリをタップして、注文履歴を確認するか、ブラウザアプリでAmazonと検索し、ログインをして注文履歴を確認する方法で対処をしてください。

それ以外には、現時点では明確な対処方法がありません。

こちらのケースも、Gmailは利用するユーザーが多いため、この送信アドレスで送られたメールは偽メールであるという報告が行われ、迷惑メールフォルダに自動で振り分けてくれるようになったと推察されます。

セキュリティソフトでも、今回のアマゾンの偽メールを除去してくれるかの確認はしていないので、判断はできませんが、利用ユーザーが多いGmailの方がこのような対処については対処が早いと推察されます。

7. ⑤有害サイトをブロック(検索結果一覧でも原則排除済み)

それでは次に、ウィルスソフトの役割の五つ目にあった有害サイトをブロックする機能について一緒に見ていきましょう。

こちらについては、検索結果一覧がどのような方法でつくられているかを理解するとその安全性が見えてきます。

検索サービスを提供しているGoogleは、検索結果一覧に表示するウェブサイトの情報を毎日クローリング(各サイトを機械で訪問)することで入手しています。

そのため、その過程でウィルスがサイト内に埋め込まれていた場合には、そのサイト自体の表示を排除する仕組みも作られていると推察されますので、危険性があるサイトは表示されないか、少なくとも上位には表示されない可能性が高いと言えます。

Chromeアプリ・Safariも、Google社の検索結果を利用しているため、有害サイトのブロックが自動的に出来ていることになります。

注意点としては、有害サイトではない掲示板サイトやコメント等不特定多数の方が自由に書き込めるサイトは、第三者がいつでも自由にリンク先を埋め込めること出来ますので、そのリンク先をタップするとウィルスに感染するリスクが少なからずあるという事を覚えておきましょう。

この点については、セキュリティソフトの有無にかかわらず、ウィルスに感染するリスクがあります。

以上がセキュリティソフトの一般的な役割になります。

8. Googleの検索構造についてのお勧め動画

Googleの検索結果一覧がどのような仕組みで作られているかを知りたい方は、「正しい調べ方」という動画をご参照ください。

それでは、セキュリティーソフトの役割について理解ができたかと思いますので、その上でセキュリティソフトが唯一効果的かといえる点について見てきましょう。

9. セキュリティソフトの唯一の効果は感染したウィルスの除去のみ

先程もセキュリティソフトの役割の中で説明しましたが、セキュリティソフトでも人の行動を制御することが出来ないという点と有害サイトも日々新しいサイトが作られているので、原則ブロックすることが難しいという点で、その役割を果たしづらいと言えます。

そのため、セキュリティソフトの唯一の効果と言える点は、ウィルス感染した端末のウィルス除去になります。

但し、ウィルスも進化しているため、その多様性も含めると、現実的にウィルスソフトでウィルスを除去できる可能性もかなり低くなります。

ウィルスソフトの活用として一番良い方法は、ウィルス感染した際に、ウィルスの除去として、インストールしても良いかもしれません。

注意点としては、ウィルスソフトをインストールしても、ウィルス除去できないという事もかなり高い可能性あるということも同時に認識しておきましょう。

それでは、先程もご説明致しましたが、Google Playプロテクトの使い方について一緒に見ていきましょう。

10. Google Play プロテクトの使い方

まずは、端末名から、「Playストア」を探して、①のようにタップします。

次にPlayストアのトップ画面が表示されますので、②のようにアカウントをタップします。

そうしますとPlayストアのアカウント詳細が表示されますので、③のように「Playプロテクト」をタップします。

そうしますとプレイプロテクトの詳細画面が表示され、前回アプリをチェックした結果と日時が表示されますので、④のように「スキャン」をタップします。

そうしますと⑤のようにスキャン結果が表示されます。

今回は、設定が正しくなされているかも確認しておきたいので、⑥のように画面の右上にある「⚙」のマークをタップします。

そうしますとプレイプロテクトの設定画面が表示されますので、⑦のよう「プレイプロテクトによるアプリのスキャン」と「有害なアプリの検出精度を改善」の二つの項目がオンになっているのを確認できます。

「有害なアプリの検出精度を改善」の項目については、有害アプリの被害を受けた場合に、その情報が直ぐに共有されて、二次被害を防ぐものになりますので、出来る限り「オン」にするようにしましょう。

以上でGoogle Play プロテクトの使い方の説明を終了いたします。

Google Playプロテクトによる「スキャン」は、ウィルスソフトのウィルススキャンと同じ役割をになっています。

スマホは、パソコンと違い、写真以外のファイルが少ない点と構造上アプリが軸で動いていますので、こちらのウイルススキャンで十分であると言えます。

この点もセキュリティソフトが、基本的には必要ない理由の一つになります。

それでは、最後にまとめとして、Googleで原則セキュリティソフトの役割をすべてカバーしている点を図でまとめてみましたので、一緒に見ていきましょう。

11. まとめて図解(Googleで原則すべてカバーが可能)

ウィルスソフトの役割の一つ目であるウィルスチェックとウィルスの除去ですが、こちらはGoogle Playプロテクトで有害なアプリをチェックし、そのアプリを削除する事で同じ役割を果たすことができます。

二つ目の役割である「ファイヤウォールの構築(通信の監視)」ですが、こちらは、スマホの構造自体が各アプリを壁でブロックする構造になっているため、監視が必要ありません。

三つ目の役割である「個人情報の取り扱い監視」ですが、こちらも、先程と重複しますが、個人情報も壁でブロックされているため、監視が必要ありません。

四つ目の役割である「迷惑メールの除去」ですが、こちらは、Gmailを使っている場合にはGmailが高い頻度で迷惑メールを選別してくれるため、そもそも迷惑メールを除去する機能が別に必要ないことになります。

五つ目の役割である「有害サイトのブロック」ですが、こちらは、Googleの検索結果表示自体が有害サイトをブロックしてくれているので、こちらも基本的には必要ない機能になります。

加えて有害サイトは、作られては消えて移動していくサイトが多いため、セキュリティソフトでも情報更新が追い付かないというのが実情になります。

以上の点を踏まえると、Googleで原則セキュリティソフトの役割をすべてカバーする事が出来ていることになります。

そのため、セキュリティソフトは直ぐには必要ないという結論に達することができます。

以上で、「スマホにセキュリティソフトは必要ない理由について」の説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

ご静聴、ありがとうございました。


「絶対に知っておきたい検索の仕組み~Googleの検索ロジックを正しく理解して効率的に検索しよう~」もご参照ください。


「カフェ・お店で安全にWi-Fiを利用する方法(3項目をチェックするだけ)~見分け方・注意点を図解~」もご参照ください。


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【スマホの音設定】音は意外と重要:お知らせにも・騒音にもなる!~スマホの音をコントロールしよう~

なぜかLINEやメッセージなどの着信音、通知音が鳴らなくなってしまった、また逆に、スマホからしょっちゅう音が鳴って困る、といった、スマホの「音」に関するトラブルのご相談を頻繁にいただきます。

今回は、 LINEやメッセージなどの着信音や通知音が鳴らなくなってしまった、スマホからしょっちゅう音が鳴って困るといった マホの「音」に関するトラブル について、その仕組みや対処法について説明していきたいと思います。

「なぜかある日急にそうなってしまう」という方も多いようですので、皆様もぜひ設定方法を見ておいていただければと思います。

<動画内容>
1. スマホの音は大きく分けて5種類
2. 音量ボタンやサイレントモード
3. アプリからのお知らせ(通知音)
4. アプリ側の通知設定
5. まとめ
6. iPhoneのバイブレーション設定

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:17分19秒)


皆様こんにちは、スマホのコンシェルジュです。

弊社のスマホ教室やyoutube動画のコメント欄にて、なぜかLINEやメッセージなどの着信音、通知音が鳴らなくなってしまった、また逆に、スマホからしょっちゅう音が鳴って困る、といった、スマホの「音」に関するトラブルのご相談を頻繁にいただきます。

そこで今回は、そのような状況について、スマホの音に関する設定をおさらいしながら、仕組みや対処法を探っていきたいと思います。

なぜかある日急にそうなってしまう、という方も多いようですので、皆様もぜひ設定方法を見ておいていただければと思います。

私たちスマホのコンシェルジュのチャンネルでは、スマートフォンの操作方法に関して初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説しております。

よろしければ「チャンネル登録」のほど、よろしくお願いいたします。

では、アプリが見つからない場合について、まずは簡単なところから見ていきましょう。

【目次】
1.スマホの音は大きく分けて5種類
2.音量ボタンやサイレントモード
3.アプリからのお知らせ(通知音)
4.アプリ側の通知設定
5.まとめ
6.iPhoneのバイブレーション設定

1. スマホの音は大きく分けて5種類

そもそもスマホの音に関する設定は、今ひとつ釈然としないと感じている方、多いように思います。

マナーモードじゃないのに音がならなかったり、特定のアプリだけ音がならない、逆に不要なアプリのお知らせばかり鳴ってしまう、というようなトラブルに関しては、自分の設定が問題なのか、はたまたスマホの故障なのか、1人では判別がしづらいですね。

しかもガラケーからスマホになってから、音を司る設定箇所が少し複雑になったように思います。

例えばマナーモードにしているつもりはないのに音が鳴らない、特定のアプリだけ音が鳴らない、といったことが増えているように思います。

当動画では、こうした疑問が晴れるよう、スマホの「音」設定に関して、順番に優しく見ていきたいと思います。

・スマホから流れる音の種類

まず、スマホから流れる音、というのは大まかに5種類に分かれていて、それぞれ音量やオンオフを調節できます。

電話などがきた時の「着信音」、アプリからのお知らせ、つまり通知を受け取った時の「通知音」、youtubeなどを再生する際の「メディア音量」、

アラームなどの音量、あとはこれも音の一種ですが、電話の際、受話器から聞こえる音「受話音量」です。

ではこれらの音の調節方法をみてみましょう。

2. 音量ボタンやサイレントモード

まずは基本となる部分です。

iPhone Android共に、スマホ本体横についているボタンで、どのくらいの音を出すのか、または出さないのか、という調節を行えるように作られています。

また、この音量ボタンはとても賢くできていて、単に着信音の音量を調節する、という役割ではなく、押す場面によって何の音量を調節するかが変わってきます。

iPhoneでは、まず音量ボタンの上に「着信/サイレントスイッチ」と呼ばれるスイッチが付いています。ツマミを動かすことで切り替えることができます。

スイッチの隙間からオレンジ色が見えている状態は「消音モード」といって、着信音がならなくなります。(バイブレーションがなるかどうかは設定できる)

そうでない状態は「着信モード」といって、設定した音量の通りに着信音がなります。

ここが消音モードになっていると、後でみていく設定アプリでの音設定から音が鳴る設定にしてあろうとも、音が鳴りません。

そのスイッチの下には、音量を上げ下げできるボタンがあります。

上側のボタンをカチカチと押すと、音量が上がっていき、下を押すと下がっていきます。

たとえばホーム画面で音量ボタンを押してみます。すると、着信/通知音量、と出てきましたのでこの音量ボタンは着信音や通知音を調節しているということですね。

ここで最大にしたとしても、やはり先ほどのサイレントスイッチがオレンジになっている状態、消音状態であれば、着信音は鳴りません。

これが、たとえばYouTubeを視聴している時に音量ボタンを押すと、メディアの音量、つまりYouTubeの音量を操作してくれます。

スポティファイといった音楽アプリで音楽を再生しているときも同様、着信音ではなく音楽の再生音量を調節する役割へと柔軟に変化します。

Androidを見てみましょう。

Androidでは、iPhoneのようなサイレントスイッチはありませんが、やはり音量ボタンが二つついています。もしくは、細長いボタンが一つついていて、上側と下側を押せるようになっているというパターンもあります。

機種により表示が異なりますが、ボタンの上か下を押すと、このような表示が出ます。

iPhoneと同様、基本的には音量ボタンを押す場面によって都度適した音量を操作してくれるようになっています、ホーム画面で操作した場合は機種により、着信音量を操作する場合とメディアの音量の操作となる場合があるようです。

Androidの場合はこちらをタップするとそれぞれの音量が表示され、ここから左右につまみを動かすことで、個別に音量を調節可能です。

ちなみにこのよくわからないボタンですが、グーグルフォトでも写真編集する際のボタンとして登場しています。

おそらく、調節つまみを模したアイコンと思われます。なんだかアイコンにされると少しわかりづらい気もしますね。

また、このベルのマークをタップすると、マークが次のように変化します。

それぞれ、着信音とバイブレーションをどうするか、ということを表していて、ベルのマークは音と設定によりバイブレーション付き、バイブレーションのマークは着信音がならずにバイブレーションのみ、ベルに斜線のマークは音もバイブレーションもならないという意味です。 

3. アプリからのお知らせ(通知音)

それでは続いて、個別のアプリの音の設定について見てみましょう。

まずアプリからのお知らせを受信した際の音についてです。

インストールしたスマホアプリは、何か持ち主に知らせたいことがある時などにお知らせを発します。

なので、冒頭でお話しした、LINEの音が鳴らなくなって困った!といったご相談は、正確にいうと、つまりこの通知の音が鳴らなくなった、という相談内容となります。

なので、通知設定に原因が隠れているかもしれません。

ではiPhoneから見てみたいと思います。

設定アプリを開くと、通知とありますので見てみましょう。

すると、インストール済みのアプリに関して、通知の受け取り方などを設定できるようになっています。

例えばメッセージアプリの欄を開いてみます。

次の画面はこのような構造になっています。

通知の出方を選ぶことができたり、音が鳴る場合の音色を選択できます。

この一番上の通知を許可のスイッチを切ると、一切の通知が来なくなりますので、下の設定項目も一旦消え去ります。

スイッチを再びオンに戻せば元通りになります。

ちなみにここの通知を受け取らない設定にした場合、アプリがお知らせを寄越さなくなるだけですので、それ以外の点については通常通りアプリは動作しています。

例えば今のようにメッセージアプリの通知をオフにしたとしても、メッセージアプリを開けば通常通りメッセージの送受信は問題なく行われている、という状態になります。

アプリによっては通知が必要ない、というものもあるかと思いますので、スマホが鳴りすぎて困っている、という方はぜひこちらの設定を見直してみてください。

また。少し見落としがちですが、ここのサウンド、という箇所で音色を選ぶことができます。

ここで「なし」を選択すると、音が出る設定にしていても音が鳴らなくなります。

音が鳴らなくて困っている方はここを確認してみてください。

Androidでの通知設定を確認してみましょう。

まずはやはり設定アプリを開きます。

「アプリと通知」と言うところをタップするとこのような画面が開きます。

すべてのアプリ一覧を開くために「アプリを全て表示」というところをタップしてみます。

アプリ一覧が現れますのでここでは試しにメッセージアプリを見てみます。 この画面で通知をタップするとメッセージアプリに関する通知がどのような状況になっているのか確認することができます。

Iphoneの時と同様、1番上にあるスイッチが大元のスイッチとなっていますので、ここのスイッチを切るとメッセージに関する通知が届かなくなりますメッセージが受信できなくなるわけではありませんのでご安心下さい。

メッセージやLINEの通知が来なくて困っている、という方はまずはここを確認してみて下さい。

ちなみに、初めてインストールしたアプリを起動する時によくこうした表示がでてくるのをみたことがある方も多いと思います。

これはこのアプリからの通知を受け取りますか?という選択肢です。

今ご覧いただいた設定は、ここで許可をタップするとオンになって、許可しないをタップするとオフになる、という作りになっています。

さて、スマホの本体設定からの通知の許可についてはこれで設定が完了しました。

基本的にはアプリからの通知はこれで受け取れるようになるのですが、アプリ自体に、通知をするしないを選ぶ項目が備わっている場合があります。この辺がややこしく感じる要因ですね。

LINEを例に、そちらを確認してみたいと思います。

LINEを開いて、 下に5つボタンがありますので1番左ホームをタップしましょうここはLINEのお友達リストが表示される電話帳のような役割や、様々な設定が行える画面になっています。

右上に歯車があります。

歯車マークはほぼ間違いなく設定メニューを表しますので、タップしてみましょうすると次の画面の中段あたりにやはり通知とあります。

結局こちらでは先ほど本体設定アプリから見た画面にワープするようになっていますね。

これでLINEは問題なく通知音、着信音がなるようになりました。

4. アプリ側の通知設定

1番上のスイッチはLINEが通知を発するかどうか、という全体を司るスイッチですのでオンにしておきましょう。

先程の設定アプリ内で通知をオンにしていても、ここがオフになっているとやはり通知が来ません。

また、その下の「通知設定」 項目をタップすると今度は先ほど見た設定アプリ内の通知設定画面にワープするように作られています。

LINEで通知を受け取るには、LINEアプリ内の通知設定をオンにして、なおかつ設定アプリ内でも通知がオンになっている必要があります。

このように同じような項目が重複している場合があり、どちらかでもオフになっていると通知が起こらないことがある、というのが1つわかりづらさの要因になっているかと思います。

いずれどちらかで一元管理できるようになるかと思いますが、現状LINEだけでなく多くのアプリにおいてこのような仕様になっています。

5. まとめ

もう一度、音の設定の全体像を把握しておきましょう。

まずスマホの音には5種類の音があります。

場面によって、本体横のボタンで音量の調節が可能です。

このうち着信音と通知音に関しては、思うように鳴ってくれない、鳴りすぎて困る、といったトラブルを抱えやすいポイントです。

iPhoneの場合はサイレントスイッチをオレンジ色にしている場合、Androidはサイレントモードになっている場合、他がどんな設定になっていても着信音や通知音は鳴りません。

また、LINEなどの通知音は、そのアプリ内での通知設定と、設定アプリ内の通知設定のどちらもオンになっていないと通知自体が発せられません。

以上が、重要となる設定です。

音が鳴らなくて困っている、という場合はこれらの設定を確認してみてください。

6. iPhoneのバイブレーション設定

ちなみに、少し補足として、iPhoneでバイブレーションをオンにしたい場合の設定ですが、設定アプリ内の「サウンドと触覚」という項目を開けてみると、バイブレーションに関する項目がございます。

着信スイッチ選択時とサイレントスイッチ選択時という、項目になっています。

少しわかりづらいですが、これはそれぞれ本体脇のスイッチの状態を表していて、その状態の時にバイブレーションを鳴らすかどうかを選べます。

どちらもオンにしておくと、本体脇のスイッチの状態に関わらず、着信や通知が来た時にバイブレーションが作動します。

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

もっと知りたい、という箇所があればコメントいただければ、今後の制作の参考とさせていただきます。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「今更聞けない!スマホの通知を整理する方法~通知の見方・表示箇所・通知のオン/オフについて丁寧に解説~」もご参照ください。


「Androidスマホの設定画面について学ぼう①~ネットワーク・文字サイズ・着信音の設定を丁寧に解説~」もご参照ください。


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その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

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らくらくスマートフォンの使い方|ホーム画面を使いやすくする基本設定

今回は、docomo らくらくスマホのホーム画面を使いやすくする基本設定について、丁寧に解説していきます。

<動画内容>
1. ホーム画面について
2. アプリの配置を変更する
3. Webサイトをホーム画面に配置する
4. 更に使い勝手を上げる設定
5. 最初からスマホに入っているアプリを非表示(削除)

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:11分41秒)


ドコモから発売されている、らくらくスマートフォン。大竹しのぶさんがCMをしていることでもお馴染みです。

実はこの機種、メーカー側のカスタマイズが他と比べて多く入っているので、一般的なアンドロイド端末と比べるとちょっと特徴的な作りになっています。

そういった経緯から、周りの人に聞いても回答が得られないという話をよく耳にします。

しかし、アプリを開けば中身は一緒です。周りの人にも聞けるし、複雑なアプリでない限りなんとなくの操作はわかるかもしれません。

なので、この特徴的な本体について理解を深めるところから始めていきましょう。

その中でも、スマホの操作をするうえで欠かせないのが「ホーム画面」や「本体設定」です。

そこで今回は、らくらくスマートフォンのホーム画面を使いやすくする基本設定についてご紹介したいと思います。

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、「わかりやすい」、「画面を止めて一緒に操作しやすい」をモットーに、スマホやパソコンの使い方を学べる動画や日常の疑問を解消する動画を多数配信しております。

よろしければ「チャンネル登録」をお願い致します。

それでは早速やっていきましょう。

【目次】
1.ホーム画面について
2.アプリの配置を変更する
3.Webサイトをホーム画面に配置する
4.更に使い勝手を上げる設定
5.最初からスマホに入っているアプリを非表示(削除)

1. ホーム画面について

ホーム画面は何をするにしてもスタートとなる画面です。スタート画面を使いやすく整理してあげるだけでも、使い勝手は各段に上がります。

今回やることは単純明快です。 1.よく使うものは手元にもってくる 2.使っていないものは非表示にしたり、削除したりする。

以上の2つです。

まずは、らくらくスマホのホーム画面の作りについておさらいしておきましょう。

ホーム画面を表示したらスクロールしていきます。上の方は基本機能やドコモのアプリなどがずらっと並んでいますね。

下の方までいくと、自分でインストールしたアプリや、計算機やカレンダーなど便利なツールがひとまとまりにフォルダになっています。

ちなみに「ダウンロードしたアプリ」という項目をタップすると、アプリストアから保存したアプリ一覧を確認することができます。

但し、せっかく使いたいと思って入れたアプリが、こんなに下にあるとけっこう使いにくいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

2. アプリの配置を変更する

そこでまずは、アプリの配置を変更する方法から確認していきましょう。

それではホーム画面上より、「ホームカスタマイズ」という項目を探してタップしてください。

ホーム画面の設定一覧が表示されたら、一番上の「アイコンの並び替え」をタップします。

次に「アイコンの選択」をタップしましょう。

そうすると、どのアプリをどこに配置するかを選ぶ画面が表示されるので、下にスクロールしながら移動したいアプリを探しましょう。

見つかったら該当のアプリをタップします。

オレンジ色の枠線が表示されている場所に移動することができるので、最初から入っていてなおかつ上の方に配置されているドコモのアプリと入れ替えてみましょう。

移動先を選択したら順番が入れ替わり、画面のように同じ操作を続けるかどうかのポップアップが表示されるので、「継続する」を選択します。

今度は下にスクロールしながら、ダウンロードしたアプリの中から利用頻度が高いものを選択して、移動してみましょう。

アプリを選択したら、先ほど同様上の方に陣取っているドコモのアプリと入れ替えていきましょう。

移動先をタップすると順番が入れ替わり、継続の有無を確認するポップアップが表示されるので、終了する場合には「終了する」をタップします。

3. Webサイトをホーム画面に配置する

次に、よくみるWebサイトをホーム画面に配置する方法についてご紹介していきます。

今回の機種に関しては、「インターネット」という最初から入っているアプリからしか行えないので、まずはそちらを開いてみましょう。

ご利用状況によっては、前回検索したものがそのまま表示される場合があるので、まずは画面上部の「検索」をタップします。

検索画面に切り替わるので、「キーワードを入力」という検索窓をタップして、普段よくご覧になるWebサイトを表示してみましょう。

検索結果が表示されたら、スクロールしながらお気に入りサイトを探しましょう。

見つかったら、青文字のページタイトルをタップしてください。

お目当てのページが開いたら、画面上部の本に挟む「栞」のようなマークをタップします。

ブックマーク画面が開くので、現在のページを登録というボタンをタップしてブックマークの登録を行いましょう。

ブックマークの登録を行わないと、ホーム画面に追加することができません。

登録したサイトをホーム画面に貼り付けするかどうかを選べるようにようになっているので、「貼る」をタップします。

以前にブックマーク登録したWebサイトは画面右下の「メニュー」から行います。

メニュー内の「ホーム画面に貼る」という項目をタップすると、お気に入りサイトの右下にチェックボックスが表示されるので、チェックを入れたら画面上部の「ホーム画面に貼る」をタップしてください。

こちらで設定が完了です。

ホーム画面に戻って下の方にスクロールしていくと、「ダウンロードしたアプリ」の下に新しく「よく使うブックマーク」というフォルダが作成されています。

こちらをタップするとホーム画面に貼り付けたWebサイトを確認することができます。

また次回以降はこちらをタップすると一回のタップで該当ページまでジャンプすることができます。

実はブックマークもアプリ同様に好きな場所に配置することができます。

先程とまったく同じ手順で行えます。ホームカスタマイズ>アイコンの並び替え>アイコンの選択と進んでいき、ブックマークを選択します。

自分が配置したい場所までスクロールして、入れ替え先をタップしましょう。

そうすると、次回以降お気に入りサイトへのアクセスが格段に向上します。

4. 更に使い勝手を上げる設定

ここからはさらに使い勝手を上げる設定をご紹介していきます。

先程やったアプリの移動は「アイコンの並び替え」から行いましたが、少し下にスクロールしてみましょう。

そうすると、『ワンタッチダイヤル』や『Google検索の表示』のオン・オフを切り替えることができます。

こちらのオン・オフについてですが、実はもとから配置されている、ワンタッチダイヤルというタップ2回で電話を掛けるボタンの表示を消すことができます。

この機能に関しては重宝されている方もいらっしゃると思いますが、よく電話を掛ける相手は着信履歴や発信履歴を辿れば割とすぐに電話を掛けることができるので、あまり利用していない場合には非表示にするのもオススメです。

同様なことがGoogle検索窓についても言えます。

こちらをオフにすれば、更にホーム画面の表示項目が減ります。もちろんGoogleのフォルダの中に入っているGoogle検索アプリをタップすれば通常通り検索を行うことができます。

続いて、トップ画面という、電源ボタンを押すと表示される最初の画面についてご紹介します。

こちらも色々と設定をいじることができます。あまり変更している方をお見掛けしないので、ぜひチェックしてみてください。

まずは本体設定を開きましょう。

設定内の「画面・ランプの設定」をタップします。

次に「トップ画面の設定」をタップしてください。

「トップ画像の設定」という項目が一番上にあるので、そちらをタップしましょう。

項目内の一番下にある「当月のカレンダー」をタップします。

こちらで初期設定の時計がカレンダーに変更されたので、「OK」をタップして設定完了です。電源ボタンで一度画面を暗くした後に再度画面を点けてみましょう。

如何ですか?

スマホの画面を点けるだけで、カレンダーが表示されたかと思います。

予定を調整する時や曜日などを知りたい時に、すぐカレンダーで日付を確認することができるようになりました。

5. 最初からスマホに入っているアプリを非表示(削除)

裏ワザというと大げさですが、最初から入っているアプリも非表示にすることができます。

ドコモのスマホに最初から入っているアプリ、中には「多分一生使わないかも」というアプリも入っています。

その中でもとりわけ消したいと要望の多いのがこの子達。

もし削除したいという場合には、まず本体設定を開きましょう。

設定項目内を一番下までスクロールすると、「その他」という項目があるので、そちらをタップしてください。

更にその他の項目内を一番下までスクロールすると、「高度な設定」という項目があるので、そちらをタップします。

一番上の「アプリケーション」という項目をタップしましょう。

こちらをタップすると、端末に入っているアプリの一覧が表示されます。

アプリの数が多いと読み込むのにしばらく時間がかかりますので、表示されるまで少々お待ちください。

アプリ一覧が表示されたら、下にスクロールして、「しゃべってコンシェル」または「my daiz」を探しましょう。

該当アプリをタップしてアプリ詳細の画面に切り替わったら、「無効にする」をタップします。

そうするとポップアップが表示されるので、「アプリを無効にする」をタップして設定完了です。

また会いたくなったら、同じ手順で今度は「有効にする」をタップしましょう。彼らはいつでもすぐに帰ってきてくれます。

また、注意点としてこの「アプリの無効」に関して、アプリによっては知らないところでデータの同期をしているものもあるので、使わないからといって何でもかんでも無効にするのはオススメしません。

設定が完了したらホーム画面に戻ってみましょう。

キャラクターが消えるのは勿論ですが、実は「しゃべってコンシェル」というパネル自体もホーム画面からなくなります。

このようなかたちで、らくらくスマホも自分流に使いやすくすることができます。

一般的なandroid端末とは操作手順が少々異なるだけで、いくらでも機能的に仕様変更することができます!

如何でしたか?是非ホーム画面を自分流にアレンジしてみてください!

当動画は以上となります。最後までご視聴いただきありがとうございます。

それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。


「電話アプリの使い方【らくらくスマホ編】~電話の受け方から連絡先追加/お気に入り登録までを丁寧に解説~」もご参照ください。


「0から始めるスマホ入門(らくらくスマホ編) ~アプリのインストールと削除方法・更新作業を丁寧に解説~」もご参照ください。


<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

累計30,000人以上を指導 。

<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

スマホの学習動画

<その他>
オンラインサポート(ライブ講座・ZOOM等でのオンライン指導)とオフラインサポート(出張指導・セミナー形式のオフライン指導)も実施中。詳しくはメールにてお問い合わせください。

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(受付時間:平日10時~18時)

たったの3通りで十分な理由を解説~パスワードを忘れた・定期変更・再設定が不要に~

今回は、これからの正しいパスワードの決め方と管理方法についてご説明致します。

以前はパスワードを使ってログインする以外に認証する方法がなかったために、定期的なパスワードの変更を求められてきました。

スマホの普及により、パスワードを補完する仕組みも増えてきたので、パスワード自体の重要性が少し低くなってきました。

今回は、その点も含め説明していきたいと思います。

<動画内容>
(1)はじめに
1. パスワードの課題

(2)パスワードが流出するとどれだけ危険なの
2. パスワードが流出した場合のリスク①
3. パスワードが流出した場合のリスク②

(3) パスワードが流出する原因って何?
4. パスワードが流出するケースは大きく分けて2つだけ!(自己責任)
5. パスワードが流出するケースは大きく分けて2つだけ!(他者責任)


(4)パスワードが定期的に変更すべき?
6. パスワードは原則変更不要(現実的ではないため)

(5)パスワードはいくつ必要なの? すべてバラバラにすべき?
7. パスワードの利用シーン
8. パスワードは最低三つで十分

(5)どんなパスワードがいいの?
9. パスワードの構成例

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:17分24秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、これからの正しいパスワードの決め方と管理方法についてご説明致します。

以前はパスワードを使ってログインする以外に認証する方法がなかったために、定期的なパスワードの変更を求められてきました。

スマホの普及により、パスワードを補完する仕組みも増えてきたので、パスワード自体の重要性が少し低くなってきました。

今回は、その点も含め説明していきたいと思います。

スマホのコンシェルジュでは、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「毎日の生活を便利するアプリ」について、多数の動画でご紹介していますので、是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、初心者の方にも「わかりやすい」、「画面を見ながら一緒に操作しやすい」をモットーにスマホやパソコンの動画を配信しております。

【目次】
1.パスワードの課題
2.パスワードが流出した場合のリスク①
3.パスワードが流出した場合のリスク②
4.パスワードが流出するケースは大きく分けて2つだけ!(自己責任)
5.パスワードが流出するケースは大きく分けて2つだけ!(他者責任)
6.パスワードは原則変更不要(現実的ではないため)
7.パスワードの利用シーン
8.パスワードは最低三つで十分
9.パスワードの構成例

1. パスワードの課題

皆さんは、「あれ、ここのパスワードって何だっけ?確か1度変更したことがったなあ?思い出せない?パスワードの再設定をするしかないかなあ」というような経験したことはないでしょうか。

結論からお伝えすると、リスクを理解すればパスワードは3つあれば十分であるという事がわかるようになります。

その背景も含め、一緒に見ていきましょう。

まずは、パスワードが流出した場合のリスクを理解すると何に気を付ければいいのかが見えてきます。

それでは、パスワードが流出するとどれだけ危険なのかについて一緒に見ていきましょう。

2. パスワードが流出した場合のリスク①

まず、一つ目は、同じパスワードを使っている場合には、不正アクセスが連鎖するリスクがあります。

理由としては、皆さんもご存じのようにアカウントにログインするためのIDがメールアドレスであるサービスが大半になります。

そのため、パスワードが流出すると一緒にIDであるメールアドレスも流出している可能性が高くなり、他のサービスへのログインもパスワードが同じであれば出来ることになります。

もし、パスワードの流出が判明したら、同じパスワードを使っていたすべてのアカウントのパスワードを変更する必要があります。

サービス自体は世の中にたくさんあり、利用しているサービスが特定されるまでには時間がかかりますので、焦らずに変更していきましょう。

また、最近は自分以外の端末から自分のアカウントにアクセスされた場合には通知がいくようなサービスも増えてきています。

二つ目は、パスワードが流出するとアカウントを乗っ取られるリスクがあります。

その方法としては、先ずはアカウントにログインして、登録メールアドレスを変更します。次にパスワードを変更することで、アカウントを完全に乗っ取られてしまい、ログインする事も出来なくなります。

登録メールアドレスを変更すると基本的にはメールアドレスの実在確認として、新しいメールアドレスの方に確認メールが送信されます。

そのため、以前のメールアドレスからは変更が認識できない場合が多くあります。

最近はその予防策として、携帯電話番号にメールアドレスを変更した旨の連絡とワンタイムパスコードが送られ、認証させることで乗っ取り防止をしているサービスも増えてきています。

もしくは、自分の日頃使っている端末以外から、自分のアカウントにログインした場合には登録したメールアドレスに連絡が送られるようになっているサービスもあります。

3. パスワードが流出した場合のリスク②

三つ目は、ポイント等の換金性が高いものが不正利用されるリスクがあります。

以前はクレジットカード会社のポイントが、勝手に商品券等に交換され、請求書送付先以外の住所に送付されて不正に利用されたという事例もありました。

現在は、請求書の発送先にしか送付しないという対策が取られたり、不正アクセスを予防するために、前述した携帯番号追加・端末認証などの仕組みを追加しているクレジットカード会社も増えてきています。

四つ目は、個人情報は少なくとも価値があるので、闇サイトや闇業者で販売されるリスクがあります。

特に連絡先や住所・年齢・性別などはある程度の量になると販売ができます。

具体的な例としては、メールアドレスや携帯電話番号は、詐欺メールや偽サイトに誘導するために使われたりします。

住所や年齢・性別などのデータは、カタログ販売・チラシ配布業者・訪問販売業者が送付先・訪問先として利用したりします。

以上が、パスワードが流出した場合に発生しうるリスクの大枠になりますので、この点を覚えておきましょう。

それではパスワードが流出する原因が何かについて一緒に見ていきましょう。

4. パスワードが流出するケースは大きく分けて2つだけ!(自己責任)

パスワードが流出するケースは大きく分けて、二つしかありません。

その点を考えると予防することがある程度できるということが分かります。

一つ目は、自己責任のケースになります。

こちらはパスワードが流出するケースの非常に大きな割合を占めています。

自己責任の一つ目は、偽サイト・フィッシングサイトで、無意識にIDとパスワードを入力してしまうケースになります。

こちらは、基本的にはメールやショートメッセージに記載されているリンクをタップする事で発声しています。

また、最近は偽サイトも非常に精巧につくられている為、URLを確認しない限り本物のサイトとの見分けがつかないほどになります。

ログイン後にアクセスが集中していますと表示されたり、画面が白くなったまま変化がない場合・ログインができない場合には、疑いの心を持って、URLを確認するようにしましょう。

URLが本物のサイトと違ったり、少し変だったりした場合には、直ぐに検索アプリやそのサービス会社が提供しているアプリを使って、アカウントにアクセスしてパスワードを変更するようにしてください。

自己責任の二つ目は、暗号化されていない通信環境下で、ID・パスワードを入力したケースになります。

街中やカフェなどで、Wi-Fiを使っている場合には、そのWi-Fi回線が安全でない可能性がありますので、ログインをしない事をお勧め致します。

普通に動画をみたり、ニュースを見たり、検索してサイトを閲覧することは問題ないです。

詳しくは、カフェWi-Fiを安全に使うという動画をご参照ください。

対応先としては、ログインをする場合にはモバイル回線を使うようにしましょう。

自己責任の三つ目は、ウィルス感染やスキミングソフトをインストールしてしまい、IDとパスワードが盗み見られるケースになります。

スマホは、パソコンに比べて、簡単にはアプリのインストールが出来ないようになっています。

基本的には、アプリストアからのインストールしかできません。

その意味ではこちらのケースは少ないとは思いますが、その可能性もあるという事を頭の片隅に置いておきましょう。

5. パスワードが流出するケースは大きく分けて2つだけ!(他者責任)

二つ目は、サービス提供会社からの情報流出になります。

こちらの発生頻度は、人生に一回程度経験するか、しないかの頻度にはなるかと思います。

テレビや新聞等で、第三者からのサイバー攻撃を受けて、個人情報が流出したというニュースを見たことがある方は多いかと思いますが、その個人情報の中にIDとパスワードが含まれていた場合になります。

その場合には、予防策などは一切なく、不運とあきらめて、同じID(メールアドレス)とパスワードを利用しているサービスのすべてのパスワードを変更する必要があります。

優先順位をつけて、銀行や証券会社から初めて、Googleアカウント・SNSサイト・ショッピングサイト・その他のサービスという順でパスワードを変更していきましょう。

前述しましたが、サービス提供者側も携帯電話番号にワンタイムパスを送るなどのアカウント乗っ取りに対する対応策を打っていますので、落ち着いてゆっくりと対処していきましょう。

それではパスワードを定期的に変更すべきかについて一緒に見ていきましょう。

6. パスワードは原則変更不要(現実的ではないため)

結論からお伝えしますと、パスワードを定期的に変更する必要は原則ないです。

定期的にパスワードを変更する方が確率論的には安全になるかと思いますが、その労力や管理コストを考えると非現実的と言えます。

以前は、30日~90日毎にパスワードを変更するように催促されるサービスが多くありました。

特にクレジットカード会社等に多くみられ、IDもメールアドレスではない場合が多く、IDとパスワードの管理が非常に面倒くさいと感じている方も多いもしれません。

その背景としては、他社からパスワードが流出し、同じパスワードを利用していた場合の連鎖リスクを防ぐ観点から定期的なパスワード変更が求められていました。

もちろん、理論上はその他の要因を排除すると定期的にパスワードを変更する方が安全性は高まります。

この点が大きく改善されたのは、スマホの普及により、一人一台スマホをもつ事が原則できるようになったために、今までできなかった携帯電話番号を利用したワンタイムパスワードの利用や端末識別番号を活用した固定端末以外からの利用に対しての通知も行えるようになったことがあげられます。

パスワード以外の方法で効率的に本人確認ができるようになったため、パスワードのみに依存したセキュリティ管理方法も改善され、結果としてパスワードの重要性も以前に比べると低くなり、パスワードを定期的に変更する必要がなくなりました。

それではパスワードはいくつ必要なのか、すべてばらばらにすべきなのかについて一緒に見ていきましょう。

7. パスワードの利用シーン

まずは、パスワードの利用シーンを3つに分けてみましょう。

一つ目は、銀行・証券会社等のお金の入出金に関連するアカウントになります。

こちらは実際のお金の移動や株等の売買が伴うため、最重要のパスワードになります。

また、入出金や売買が完了すると取消なども出来ないため、非常に重要になります。

一方で、銀行も証券会社も、ワンタイムパスワード等の追加認証システムを持っているので、その点は安心できるかと思います。

二つ目は、Googleアカウント・SNSサイト・メジャーなショッピングサイトになります。

こちらは個人情報が比較的多くある点とそこから派生するサービスも多いため、こちらもパスワードの管理が重要になります。

また、SNS等は、友人知人に迷惑がかかる可能性もあるため、特に注意しましょう。

加えて、ショッピングサイトは、換金性が高いポイントなどもあるため、こちらも注意しましょう。

一方で、こちらのサービスも携帯電話番号によるワンタイムパスワード等のセキュリティ強化も行っているところも多いので、活用にするようにしましょう。

三つ目は、上記以外のサイトになります。

不正アクセスされたも、他に比べるとリスクが限定的である点と規模がそれほど大きくないとセキュリティも弱い可能性もあるため、ショッピングサイトでも有名でないサイトはこちらに分類するようにしましょう。

以上でパスワードの利用シーンを三つに分類することが出来るようになります。

8. パスワードは最低三つで十分

先程分類した三つの利用シーン毎に同一のパスワードを利用する事で、三つのパスワードだけで管理が出来るようになります。

また、何かの時のためにもう一つパスワードを用意しておくと、考えずに直ぐに変更ができるようになります。

その他、携帯電話番号の追加・パスワードを自動保存してくれるGoogleサービス・Googleのアカウントを使って各サービスにパスワードを登録しないで利用できる方法等、セキュリティ強化の方法について詳しく知りたい方は、こちらの動画をご参照ください。

それでは、どんなパスワードが良いのかについて一緒に見ていきましょう。

9. パスワードの構成例

まずは、最も重要なパスワードの構成例について一緒に見ていきましょう。

一番重要なポイントは自分自身が覚えやすく、想像されづらいものが一番良いパスワードになります。

二つ目は、ローマ字と数字を組み合わせることとローマ字を前後に挟む方がより安全性が高くなります。

三つ目は、パスワードの長さになりますが、長すぎても受け付けてくれないサービスもありますので、13文字から16文字くらいで構成できるようにしましょう。

また、大文字を組み合わせた方が安全になりますが、大文字小文字の判別をしないサービスも多くあります。

どこを大文字にしておくかを決めておくと迷わなくなります。

記号が1文字以上必要な場合には@等を最後に入れてもよいかもしれません。

次に少し重要なサービスのパスワードですが、ここからは比較的利用頻度も増えてきますので、数字を挟んで前後をローマ字等で構成しましょう。

また、長さも10文字から15文字くらいが良いかと思われます。

覚えやすく想像されづらいものが一番になります。

最後に普通のサービスのパスワードですが、こちらは最も入力頻度が高くなる可能性がありますので、シンプルに好きな文字と数字にしましょう。

覚えやすく想像されづらいものが一番ですが、たくさんありすぎても混乱しますので、その点を臨機応変に考えるようにしましょう。

以上で、「これからの正しいパスワードの決め方と管理方法について」の説明を終了致します。

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ご静聴、ありがとうございました。


「【パスワード管理】簡単に確認・修正・削除ができる!Googleパスワードマネージャーの使い方」もご参照ください。


「【Googleでログインとは】セキュリティ強化とパスワード管理を楽にする仕組み:シングルサインオン」もご参照ください。


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